「折れてる」とは言えない放射線技師 vs「骨折してますか?」レントゲン結果を知りたい患者!!画像所見は、顔面で伝えるしかないよね【インタビュー】
東京ウォーカー(全国版)
放射線技師は、患者さんに「折れてますか?」と聞かれることも多い。しかし、医師免許を持たないため画像所見の診断を行うことはできない。結果を知りたくて気が気じゃない患者さんに対し、ギャル技師の彼女がとった意外な行動とは――?医療現場で働くギャル技師という世界観で描かれる漫画、からばく社(@100nichigonoRT)さんの『ギャルな放射線技師の日常』を紹介するとともに話を聞く。
折れていても「折れてる」とは言えないから、顔で「折れてる」と伝えてあげる
「ギャルの放射線技師」という設定がとてもおもしろい、からばく社(@100nichigonoRT)さんの『ギャルな放射線技師の日常』。ギャルを主人公にした理由を聞くと「ギャルが放射線技師として働いてたらおもしろいな、と思って描いてみたら反響が多かったので作品化してみました。あと、弊社がギャル好きだからです」と話す。
医師免許を持たないため放射線技師は、画像所見の診断を行うことができないなど、医師との明確な違いもわかって「なるほど」と思うことが多い作品。医療漫画を描くうえで「漫画の描写や題材選びの際、医療従事者としてのモラルをしっかり守るように気をつけています」と、からばく社さんはいう。「患者さんの身体の疾患や背景情報などプライバシーを扱う特殊な仕事なので、一般の人の視点で見たとき不快に感じないような漫画になるようにしてます」。ギャル技師という、明るくはっきりとして物言いができる、そして憎めないキャラクターがこの作品にピッタリとマッチしている。
からばく社さんは、現在も実際に医療現場で働く技師。漫画を描くことになった経緯を聞くと、「昔から絵を描くのが好きで、少年漫画の決めゴマとかを模写したり、歴史の教科書に載ってる人の首から下をマッチョの落書きをしてる子どもでした。自分で漫画を描き始めたの5、6年ほど前です。SNSに漫画をアップするにあたって、きくちゆうき先生の『100日後に死ぬワニ』を参考にして描いたのでテンポやタッチに影響を受けてます」という。
放射線技師という専門的な職業を選んだ理由については、「子どものころ、お世話になった方に帽子を託されて、『立派な放射線技師になってこの帽子を返しに来い』と言われたのがきっかけです…というのはすみません、嘘で(笑)。実際、進路を選んだときのことはあんまり覚えていなくて、気づいたら成り行きで放射線技師の学校に通ってました」とか。しかし、「学校では放射線や機器のこと、医療の知識を中心に学びましたが、実際に働いてみると、患者さんとの関わり方をはじめ実際に自分で体験してみないと身につかないことがたくさんあって日々学びのある仕事だと感じました」と、現場に出て多くのことを学んでいるという。
放射線技師を舞台にした漫画といえば、ドラマ化で一躍有名になった『ラジエーションハウス』は知る人も多いだろう。同じ放射線技師を描いた作品だが、「ラジエーションハウスと比べて、より淡々と放射線技師の日常を描いているところが見どころかなと思っています。滅多に大きな事件は起こったりしませんが、毎日違う患者さんが来て、同じように見えるけど少しずつ違う検査をする。そんな我々放射線技師のリアルな日常を切り取った漫画を楽しんでいただけたらうれしいです。ギャル技師ちゃんもドラマ化したら最高ですね」と、見どころについて教えてくれた。「いつもコメントやいいねで応援してくださり創作の励みになっています。まだまだ描きたいエピソードがたくさんあるのでこれからもギャル技師ちゃんの活躍を楽しみにしててください!」
本作には11万を超えるいいねがつくほか、骨折した骨を見ると思い出す患者さんなど、医療現場のあるあるなどを描き人気を集めている。
取材協力:からばく社(@100nichigonoRT)
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