子供も大人も!心を豊かにしてくれる絵本がテーマの美術館

2018年5月26日 10:00更新

東京ウォーカー 東京ウォーカー編集部

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幼い子供はもちろん、大人たちをも魅了する、美しく奥深い絵本の世界。長野県・安曇野にある「安曇野ちひろ美術館」と「絵本美術館&コテージ 森のおうち」は、そんな絵本をテーマにした美術館で、世界中の作家や作品にまつわる企画展示が開催される注目のスポットだ。世界中の絵本に触れられる図書館や、豊富な収蔵コレクションで、年代を問わず絵本の奥深さを楽しめる。

いわさきちひろの代表作をはじめ各国の絵本画家の作品を展示

「安曇野ちひろ美術館」は、子供たちを描いた絵本や挿絵イラストなどで広く知られる絵本画家・いわさきちひろが遺した多数の作品と、世界から集められた数多くの絵本を収蔵する美術館。「世界の絵本館」と「ちひろ館」の2棟で構成された館内では、いわさき作品の常設展示に加え、世界の絵本作家を題材とする展覧会や、ゲストを招いてのトークショーなどのイベントが随時行われている。

1997年オープンの「安曇野ちひろ美術館」。信州は、いわさきちひろの両親の出身地であり、彼女も幼い頃から親しんだ場所だ

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「ちひろ館」には、世界各国の絵本に触れられる「絵本の部屋」があり、50名以上のコレクション作家の作品を中心に、国内外の絵本3,000冊を収蔵。ここでは本を借り、くつろぎながら絵本の世界に浸ることができる。また、毎月第2・第4土曜日には入館者を対象に「おはなしの会」も実施。季節や展示に合わせた絵本の読み聞かせなどを、親子一緒に楽しめる。

【写真を見る】たくさんの絵本に出会える「絵本の部屋」。天気のいい日は中庭に借りた本を持ち出して楽しむこともできる

「絵本の部屋」の隣にある「子どもの展示室」は、「窓ぎわのトットちゃん」に登場する「電車の教室」の一部を再現したユニークな展示室だ

絵本のストーリーを大切にした原画展を心がける、森の中の絵本美術館

安曇富士とも呼ばれる有明山のふもとの、赤松林の中に建てられた「絵本美術館&コテージ 森のおうち」。“児童文化の世界を通じて、多くの人々と心豊かに集いあい、交流しあい、未来に夢をつなぐ”ことを目的に建てられ、世界中の絵本原画・絵画を題材に、年4~5回の企画展示を行っている。

木漏れ日を受けてたたずむ「絵本美術館」。建物の中には展示室と図書館のほか、カフェやショップなども内包されている

1階の展示室は企画展示のほかに、絵本に関連したトークショーなどのイベントが催される小ホールとしても使用されている

特に力を入れているのは、自然との共生を描いた作品を遺した宮沢賢治に関する展示。所蔵する宮沢賢治作品の絵本原画を時々折りまぜ企画展を開催。どの企画展でも、原画と絵本をセットで展示するほか、朗読や人形劇といったパフォーマンスも実施される。また、世界中の絵本や童話、研究書など約8,000冊にもおよぶ蔵書を備えた図書室もあり、こちらの本は館内向けのほか、コテージ宿泊客への無料貸し出しも行っている。

絵本、童話、読み物、研究書など、約8000冊が集められた図書館。親子で1日じっくりと絵本の世界に浸るのも楽しい

画家・絵本作家の伊勢英子(いせひでこ)は、1998年に「森のおうち」で初めての原画展を開催した後、親交を深め続け、現在は毎年夏に「森のおうち」から新作絵本の原画を発表している

どちらの美術館も車で回れる距離にあるので、ぜひ安曇野を訪れてみてほしい。

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