シュトーレンにパネトーネ!ヨーロッパ伝統菓子でXmasを満喫

東京ウォーカー(全国版)

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日本ではクリスマスに食べるスイーツというと、ケーキを思い浮かべる人が多いだろう。だが最近、ドイツのシュトーレンをはじめとしたヨーロッパの伝統菓子が、じわじわと人気を集めている。

現在ではさまざまなメーカーから販売されているが、日本で早くからシュトーレン作りに取り組んできたのが、創業112周年を誇る老舗、ドンクだ。今年もドンクの店頭には、12月25日(月)までの期間中、多彩なヨーロッパの伝統菓子が並んでいる。

【写真を見る】ドイツ生まれのシュトーレン。本場ではクリスマスに向けて、少しずつ薄く切って食べる習慣がある


その代表格である「シュトーレン」(1728円、スライス2枚入り432円)は、自家製のマジパンを真ん中に巻き込み、しっとりとした食感に仕上げた一品。たっぷり入ったドライフルーツは、ラム酒とブランデーに1カ月ほど漬け込み、奥深い味わいを出している。

イタリアのクリスマス菓子「パネトーネ」(手前)と「パンドーロ」(奥)


イタリアの伝統菓子「パネトーネ」と「パンドーロ」(共に1188円)も見逃せない。「パネトーネ」は、15世紀にミラノで誕生したと言われる、伝統的な発酵菓子。リエビト種と呼ばれるオリジナルの培養酵母を使い、熟成発酵させた柔らかな生地に、ドライフルーツが散りばめられている。ちなみにイタリアでは相手の幸福を祈り、「パネトーネ」を贈る習慣があるのだとか。

一方の「パンドーロ」は、18世紀頃にベローナで生まれた発酵菓子。「パンドーロ」はイタリア語で“黄金のパン”を意味し、その名の通り黄金色の生地が特徴だ。卵黄とバターをたっぷり用いて作られる生地は、驚くほどふわっふわ!日本で発酵種を作ると、気候の影響を受けて風味が変わってしまうため、ドンクでは年に一度イタリアへ行き、発酵種を仕入れてくるそうだ。

「パンドーロ」をデコレーションして作る“パンドーロツリー”


なお、星形をした「パンドーロ」は、ひと手間加えればかわいらしい “パンドーロツリー”を作ることもできる。水平にスライスした生地を左右にずらすようにして重ね、ホイップクリームやラズベリーでデコレーションすれば、シンプルな「パンドーロ」があっという間に華やかに!クリスマスシーズンに、親子で作ってみるのもおすすめだ。

新年を祝うフランスの菓子「ガレット・デ・ロワ」。切り分けた時に“フェーヴ”が入っていた人は、1年間良いことがあると言われている


また、これらのクリスマス菓子に続き、12月27日(水)から2018年1月15日(月)までの期間は、フランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」(2160円)も販売される。

ドンクのこだわりがたっぷり詰まった、ヨーロッパ伝統菓子と共に、今年のホリデーシーズンを楽しんでみてはいかがだろうか。【ウォーカープラス編集部】

水梨かおる

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