【迷惑客】バイト先のJKに「合鍵」を押し付ける常連客!“婚活”と称した異常な執着【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

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画像提供:ネギマヨ

家計のためにラーメン店で働く女子高生。明るく仕事に励む彼女を悩ませたのは、とある常連客のおじさんだった。何故か結婚相手に見定められ、執拗に合鍵を押し付けてくる「合鍵おじさん」の暴走が止まらない。Instagramとブログで、実体験をベースにした漫画を発信しているネギマヨさん(@negimayo3)。今回は、ネギさんが高校時代のバイト先で遭遇した実体験を描いた『合鍵おじさん~低スぺ婚活男にタゲられました~』についてのインタビュー後編を紹介する。

画像提供:ネギマヨ

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「無知や純粋さ」につけ込む大人の悪意


自分の倍以上年齢の離れた常連客「鍵藤」は、いきなり手を握ったり、部屋の合鍵を渡そうとしたりと、ネギさんを恋人と思い込んだかのようなアプローチを連発する。今回のエピソードを漫画にしたきっかけについて、ネギさんは「高校生の無知さや純粋さに付け込んでくる人間がいるというのを大人になってから実感することが増えました。『自分も悪いのかもしれない』と被害にあっても周りに言えないこともある。私の体験を漫画にすることで、こういう大人から逃げてほしいという気持ちでした」と語る。

「徹底的に気持ち悪く」描かれたキャラクター


読者からも「嫌われ役」となった鍵藤。マヨさんは「鍵藤の場合は、結構きもい粘着親父に迷惑かけられている方が多いんだと思います。嫌われたのは狙い通りでしたが、もうちょっとエンタメに寄せてもよかったかもしれません」と分析する。鍵藤はターゲットである高校生の幼さ・無知さを理解し利用しようとする存在だ。「賛美と思われたくないので徹底的に気持ち悪くし、暗い話にはしたくなかったのでドジなおじさんにしました」と、キャラクター造形の意図を明かした。

「合鍵」を捨てたら訴えられる? 女子高生のリアルな悩み


鍵藤の行動はエスカレートし、待ち伏せや車での追跡など、身の危険を感じる領域に至る。ネギさんは「待ち伏せされて道を塞がれたことが本当に嫌でした!」と当時を振り返り、マヨさんも「しかも当たり屋だし、最悪だよね」と同意する。

物語のキーアイテムである「合鍵」について、マヨさんは「意味不明なほうが怖いのもあり、大人でも一瞬捨てていいのか悩むものを、高校生で真面目なネギがもらったらより悩んでおもしろいと思いメインにしました」と語る。実際、当事者だったネギさんは「家の鍵って捨てたら訴えられるんじゃないかとか、いろいろ想像してどうしていいか本当に悩みました(笑)」と、当時の切実な困惑を明かした。


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