「厨房スタッフは身長3メートル」コ●ダの巨大メニューに対する“妄想解釈”が斜め上すぎた【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
起承転結に“もう一段階余白”を足した5コマ形式で独特の世界観を描く伊東
(@ito_44_3)
さん。コ●ダ珈琲に行ったことがないにもかかわらず、“妄想オンリー”で描いた5コマがSNSで拡散され、シリーズは80作を突破。シュールでキレのある笑いがクセになる作品群だ。
メニューの巨大さを妄想したら、読者が妙に納得してしまった話
伊東さんの投稿の中でもとくに反響が大きかったのが、コ●ダ珈琲の厨房スタッフにまつわる5コマだ。厨房バイトをしている友人に対し、女性が「ホールじゃなくて厨房!?」と素で驚く。「厨房スタッフって、みんな身長3メートルくらいあると思ってた」と真顔で答えたのだ。
確かにコ●ダのメニューはどれも規格外の大きさだが、それを“作っている人のサイズ”で説明しようとする発想が強引すぎておもしろい。友人が「いや、マニュアル通りに作ってるだけ!」と即ツッコミを入れ、ようやく読者も現実に戻りかけたところで「3メートルあるのは本社のメニュー開発の人でしょ!」とまさかの追撃のオチ。完全に非現実なのに「なんか納得してしまう」と読者の反応が相次いだ。
週休2日制の意味に翻弄された高校生が“官僚を目指す”というカオスな5コマも人気作。途中まで真面目な社会知識なのに、最後だけ急角度でズレる落差がクセになる。
なぜ「4コマ」ではなく「5コマ」の漫画なのか
伊東さんは「5コマは笑いどころを複数作れるので、ギャグの幅が広がる」と語る。さらに天丼(同じボケの反復)も扱いやすく、想像以上に自由度が高い形式らしい。4コマのような“必ず落とす”縛りがないため、1コマ余るぶん、もうひと押しできるのが強みなのだとか。
妄想から紡がれる、ひねりの効いた80本。お気に入りは“オタク女子ネタ”
ネタ作りは「机でひたすら妄想」だという伊東さん。時間ができたら「毎日更新したい」と意欲を見せる。自身のお気に入りは、オタク女子が熱量たっぷりに語るネタ。勢いと間合いで笑わせるタイプのギャグが合うらしい。読めば読むほど癖になる5コマの世界。ひとつのオチで終わらない“もうひとひねり”が、想像以上の破壊力を持っている。
取材協力:伊東(@ito_44_3)
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