方向オンチは地図を見ないくせに自信満々!?夫をモデルに描かれた方向オンチあるある漫画【作者インタビュー】

東京ウォーカー(全国版)

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方向音痴あるあるりんごさん(@ringo_san_)

「地図をぐるぐる回さないと読めない」「地下街に下りると方向感覚がわからなくなる」「一度行った場所なのに二度目は行けない」「大きな駅がダンジョンのようで迷ってしまう」という人は意外と多いのではないだろうか?そういった“方向オンチ”の人たちに共通する事項をまとめた“言い得て妙”な「あるある漫画」がおもしろい!作者であるりんごさんは、「モーニングゼロ」での奨励賞受賞や、歴史と実績ある青年漫画の登竜門「ちばてつや賞」入選などの経歴の持ち主で、この「方向オンチあるある漫画」のほかにも「迷子の達人」なども執筆している。今回、りんごさんに本作について話を伺ってみた。

身近すぎる方向オンチが作品になる瞬間

絶対目に入っているはずなのに、あえて無視して違う道に!りんごさん(@ringo_san_)

そこに地図があるのに地図を見ようとはしない。自信満々で間違うりんごさん(@ringo_san_)

方向音痴あるあるP04りんごさん(@ringo_san_)

本作「方向オンチあるある漫画」は、作者のりんごさんが日常で目撃してきた方向オンチの姿をていねいにすくい取り、笑いへと昇華したエッセイ的漫画である。その出発点についてりんごさんは「はい、ズバリ夫が方向オンチです。しかもかなりの方向オンチで、必ずと言っていいほど正解と逆の道を選びます。その様子を隣で見ているとおもしろくて、その様子を“あるある漫画”にまとめてみました」と語る。

「夫は目の前の情報ではなく、自分の感覚を信じて進む傾向にあり、必ず間違います。それを逆手にとって、夫が信じた方と逆の道を進んでもやっぱり間違っているのです…」というりんごさんの観察は、単なる愚痴ではなく生活の知恵へと転化されている点が興味深い。

さらに、りんごさんは方向オンチの対策について「自分の感覚を当てにしないことです。自分の感覚を信じても信じなくても必ず間違えるので、夫には自分の感覚を介在させないようにさせてます。つまり、信じるべきはグー●ルマップの一択です」と断言する一方、「おもしろエピソードが減ってさびしい気持ちもあります」と本音を滲ませる。

方向オンチという言葉が持つネガティブさを笑いで包み込み、当事者も周囲も少し救われる感覚を提示する点に、本作の魅力があると言える。

取材協力:りんごさん(@ringo_san_)

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