年末年始の旅行&帰省前に防災意識をチェックしよう!12月26日まで新宿駅前に「旅先防災案内所」が登場
東京ウォーカー(全国版)
2025年12月25日・26日の2日間、東京・新宿にあるサナギ新宿前イベントスペースにて、衛星とスマートフォンの直接通信サービス「au Starlink Direct」が「Google Pixel」と開設した、旅への防災意識チェック体験場「旅先防災案内所」を展開。“旅先防災”について、さまざまな形で学べる場を提供中だ。
KDDIは、移動が活発になる年末年始に合わせて同所を開設。2024年1月に発生した令和6年能登半島地震からまもなく2年となるが、「地震、台風、集中豪雨といった自然災害にいつどこで被災するかわからないからこそ、日ごろから防災対策をして備えよう」と、学びを得られるさまざまなコンテンツを用意している。
同所では、東北大学災害科学国際研究所の佐藤翔輔准教授の協力を得て作成した「旅へのチェック!旅先防災集」を紹介するほか、来場者が年末年始に予定している旅先を巨大日本地図に投票する「旅先投票MAP」、「au Starlink Direct」のデモ体験ができる「Google Pixel 10」などを設置している。
また、来場者には旅先で温まれるカイロのプレゼントも。体験参加で回せるガチャでは、旅行ポーチなど防災に役立つグッズが景品となっている。
KDDIの企画担当者は、このタイミングで同所を開設する理由について、「約3万人を対象とした独自調査で、『旅行や帰省などにおける旅先での防災意識』が十分でないことがわかりました。年末年始は旅行をされる方が多いと思いますので、このタイミングで防災意識を高めていただきたいと、開設しました」とコメント。
続けて、「衛星とスマートフォンの直接通信サービス『au Starlink Direct』は、圏外エリアでも空が見えれば通信環境は整いますので(※)、長時間駆動バッテリーの『Google Pixel 10』と一緒にお使いいただき、旅先での防災意識を高めてもらえたらと思います」とアピールした。
※詳細は公式サイトを要確認。
また、佐藤准教授は、「旅先では、旅先ならではの“+αの備え”が不可欠。訪問先の災害リスクを事前に把握しておくこと、国土交通省の『重ねるハザードマップ』などを確認しておくこと、避難場所が地図に載っていない場合は、宿泊施設や家族に『いざというときはどこへ逃げればよいか』を確認しておくことが大切」と話す。
さらに「現地の自治体の公式LINEやXを事前に登録しておくことも有効です。災害時には誤情報が流れやすいため、公式情報にアクセスできる状態を確保しておくことが重要。通信の不安定さを考え、自治体の公式サイト、気象庁、防災アプリなど複数の情報源をリスト化しておくのも合理的です」と呼びかけた。
災害ごとにシンプルな避難判断基準を事前に決めておくことも、「迷いを減らし行動を早める」とのこと。佐藤准教授は「沿岸部なら『津波警報が出たら即避難』、豪雨なら『警戒レベルが一定以上で移動』といった明確な基準を設けましょう。持ち物については、大きな非常袋ではなく、飲料水・常備薬・モバイルバッテリー・現金などをまとめた“非常ポーチ”が現実的です。通信・電力が不安定な状況を想定し、小型ラジオの携行も依然として価値があります。そして最後に最も強調したいのは、『無理に帰ろうとしない』こと。数日間現地に滞在する前提で備えることが、旅行・帰省時の防災として最も合理的だと考えています」と、旅行・帰省時に求められる防災のポイントを解説してくれた。
年末年始に旅行に行く人や帰省を計画している人は、この機会に旅先での防災について準備を進めてみてはいかがだろうか。
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