「娘がパパ活をしていました」食事は“入り口”でしかない。大人が隠すパパ活の真実と、搾取される少女たちの無知【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

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「しないの?パパ活」中学の友達に「めっちゃ稼げる」「2~3割の子はやってる」と誘われて…

「1時間ご飯食べるだけで1万円とか。めっちゃ稼げるよ」久しぶりに再会した中学時代の旧友は、こともなげにそう言った。郊外から渋谷の私立女子高に進学した15歳の千紘。周囲の洗練された同級生たちに追いつこうと、ファミレスでのアルバイトに精を出していた彼女の心に、友人の甘い言葉が刺さる。「バイトってコスパ悪くない?」学校の2~3割がやっているという噂にも背中を押され、千紘は安易に「パパ活」へと足を踏み入れてしまう。ある日、母親のもとに警察から一本の電話が入るまでは――。漫画家のグラハム子さん(@gura_hamuco)が描く新刊『娘がパパ活していました』は、自身の経験と現役女子高生への取材を基に、現代の少女たちが直面する危険と、親としての苦悩を描いた作品だ。

「娘がパパ活をしていました」01画像提供:(C)グラハム子/オーバーラップ

「娘がパパ活をしていました」02画像提供:(C)グラハム子/オーバーラップ

「娘がパパ活をしていました」03画像提供:(C)グラハム子/オーバーラップ


「ご飯だけで稼げる」は幻想にすぎない


本作の制作にあたり、グラハム子さんは現役の女子高生たちに取材を行ったという。話を聞いたのは派手な生徒ではなく、ごく普通のかわいい子たちだ。彼女たち自身はやっていなくても、「知人でやっている人がいる」という証言が得られた。かつての「援助交際」が一部の遠い存在だったのに対し、スマホとSNSが普及した現代の「パパ活」はずっと身近な脅威となっている。

「ご飯を食べるだけなら」という軽い気持ちで始める少女たちに対し、グラハム子さんは警鐘を鳴らす。「世の中そんなに甘くはありません。パパ活男性のほぼ全てが、それ以上のことを求めています。ご飯はあくまで“最初の入り口”に過ぎません」かつての自分がそうだったように、経験不足で純粋な子供たちには、その裏にある搾取の構造が見えていないのだ。

「なんか嫌だな」という違和感を信じて


無知な少女たちに向けて、著者は「違和感」を大切にしてほしいと訴える。「なんか嫌だな」「怖いな」と感じる直感は、自分を守るためのシグナルだ。性に関して嫌なことや怖いことを乗り越える必要はない。成長や経験という言葉に惑わされず、まずは距離を置いて逃げることが、自分自身の心と体を守ることにつながる。

取材協力:グラハム子(@gura_hamuco)

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