今季も大盛況!カキ焼き小屋のシーズン到来
九州ウォーカー
11月に入り、旬を迎えたカキが味わえるカキ小屋が福岡西部から糸島半島の漁港にオープンしている。そのうちの一つ、志摩町の岐志漁港には13軒のカキ小屋が並び、週末ともなると、近県からの観光客が押し寄せ、行列ができるほどのにぎわいをみせている。
岐志漁港のカキは「森のめぐみ」という名称で登録されたブランドカキ。山や森にたまった雨などの自然の恵みが漁港に流れ、運び込まれたミネラルや養分をたっぷり吸収して育ったカキは、身がプリっと大きく、程よく締まって濃厚な味わいが特徴。山と海に囲まれた糸島ならではの自然が生み出した逸品だ。
捕れたてのカキの一番おいしい食べ方は、なんと言っても炭火焼きだろう。網の上でプスプスと音をたてながら身をよじらせ、やがて潮の香りをゆらりと漂わせる。貝の身から染み出した汁がグツグツあふれ出したら、もう食べごろだ。素材の味をそのまま楽しむもよし、お好みで醤油をかけて和風テイストでいただくのも、また格別。
料金は全店統一で、1kg当たり800円(炭代別途300円)。ほとんどのカキ小屋では、カキ以外にも、サザエやエビなどの新鮮な魚介や、炊き込みご飯にカキの身がのる”カキご飯”などサイドメニューも味わえる。「ことしは、夏場のゲリラ豪雨や海水温度が急激に下がるなどの影響で、極上のカキが育った当たり年。例年より大ぶりで甘味が強い」と各店、太鼓判を押す。
天神から車でわずか1時間足らず。今度の週末は、食欲の秋ならではのグルメドライブといきましょう。
【九州ウォーカー/渡辺健太】
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