世界も注目!北海道・十勝の自然が創り出す氷のアート「ジュエリーアイス」
東京ウォーカー

北海道十勝・豊頃町の十勝川河口の大津海岸で、1月中旬~2月中旬までの短い間に見られる「ジュエリーアイス」をご存知だろうか。寒さで十勝川が氷結し、やがて日中の暖気や潮の満ち干きによる水位の変化で割れ、太平洋に流れ出た氷が波にもまれ、大小さまざまな形となって打ち上げられるもので、冬の北海道ならではの自然現象だ。

透き通った氷が海岸を埋め尽くし、数年前から写真家の間では知る人ぞ知る撮影スポットだったが、2016年に地元紙やWEBニュース、2017年1月にはニューヨークタイムズに世界で唯一と紹介されたことで、年々注目が集まっている。
まるで宝石のようなフォトジェニックな体験

太陽の光を鮮やかに反射し、時間帯によって、さまざまな表情を見せるジュエリーアイス。朝や夕方は空を映して鮮やかな色に染まり、昼は太陽の光を集めて輝きを放つ。まさに、日本でもここにしかないフォトジェニックなスポットだ。
絶景とともに楽しめる地元の絶品グルメも登場!

この時期に大津海岸で楽しめるのはジュエリーアイスだけではない。2018年1月13日からは、大津海岸入り口の汐見橋付近に直売所・休憩所がオープンし、地元漁協青年部などの灯台ツブをはじめ、味付エゾバイツブや冷凍の鮭きりとば、週末には不定期で温かい三平汁などを販売する予定。
おすすめは、地元でエゾシカ肉製品を手がけるエレゾ社の絶品グルメ。淡い色の鹿のムース生地と、角にカットした鹿のモモ肉を練り合わせたモルタデッラ(ハム)をたっぷりと挟んだ「蝦夷鹿モルタデッラのパニーニ」をはじめ、蝦夷鹿を100%使用した「蝦夷鹿ソーセージ」(300円)は力強い鹿の旨みをストレートに感じる逸品。「サルシッチャと十勝野菜のスープ」(500円)や「生絞り牛乳のカフェオレ」(200円)など、冷えた体を温めてくれるメニューが揃っているのもうれしい。
防寒対策も万全にして絶景に出かけよう!

積雪に覆われると氷がキレイに見えなくなるため、雪のないタイミングがベストのジュエリーアイス。見ごろとなる6時30分から7時30分頃は、1日で最も寒い時間帯となり、体感気温はマイナス30℃近くになることもある。インナーの重ね着はもちろん、ニット帽やマフラー、手袋、カイロなどの防寒対策や、極度の低温や温度変化はスマホなど電子機器の故障の原因にもなるので保温が必要だ。また、周囲は住宅地なので観賞の際は周囲に迷惑にならぬようマナーも忘れずに。
この冬、日本でも唯一のフォトジェニックなスポット・ジュエリーアイスで最高の思い出を作ってみてはいかが?
ジュエリーアイス ■住所:豊頃町大津海岸 ■電話:015・574・2216(豊頃町観光協会) ■料金:無料
直売所・休憩所 ■住所:豊頃町大津海岸入口の汐見橋付近 ■電話:015・574・2216(豊頃町観光協会) ■時間:6:30~15:00(商品がなくなり次第終了。休憩所は6:00~) ■期間:2018年1月13日~2月28日(ジュエリーアイスがなくなり次第終了)
<ライター:渡邊孝明>
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