主演ドラマ「猿ロック」が映画化! 主役・市原隼人の想いに迫る!
関西ウォーカー
人気コミックが原作の市原隼人主演ドラマ「猿ロック」が、ついに映画化! ある美女の依頼でスポーツクラブの金庫を開けた天才カギ師のサル。彼は金庫の中に入っていた警察の重大な秘密を握るトランクを巡り、警察とヤクザから追われる身に…。大がかりな水中シーンなど劇場版ならではのド派手なアクションもあり、見どころ満載だ。そんな本作にかける市原の熱い想いをキャッチしてきた!
─最初に、ドラマが映画化されると聞いた時はどう思われましたか?
「現場のテンションをいかにして高く保つかとか、もっと新しい自分を作品の中で見つけたいと思いましたね。今までドラマでやってきたことに、さらにプラスできるものがあればいいなって」
─ドラマからさらにプラスする要素として、カーチェイスや水中シーンなどド派手なアクションにも挑戦されていますよね。
「後ろ姿にしても、本人じゃなきゃ出せない雰囲気ってあると思うんです。最終的には“いい作品にしたい”という思いがあるので、自分でできる限りはスタントなしで演じました。海でのアクションシーンは昨年11月の新潟で撮影しています。嵐が来て、機材が壊れたこともあって…寒い中、みんなで体をプルプルさせながら撮影していました(笑)。いい映画にしようと頑張る周りの姿を見ていると、力が湧いてきて苦労を感じることはなかったですね。“もっと頑張らなきゃ。時間を無駄にしちゃいけない”っていう思いが強かったです」
─本作でメガホンをとった前田哲監督は、ドラマでも一緒にお仕事をされていましたね。
「そうですね。今回の現場で、監督とガッと演技について話しこんだ覚えがないんですよ。僕も現場ではずっと芝居のことを考えていたので、監督の表情を見つつ芝居をして…“芝居で会話”していたという感じですね。そのおかげで、自由に演じさせていただきました」
─ドラマと映画で感じたサルの魅力は何ですか?
「サルって小さな子供みたいで、まっすぐなヤツなんです。大人になると“こんなもんなんだ”って物事を当たり前のようにとらえてしまう場面が増えるけれど、サルはそうじゃなくていつでも目の前にあるものが輝いて見えているんですよ。サルみたいに人も物事もまっすぐに見る目を大切にしたいなと僕も思いました」
─本作のテーマは“正義”。市原さんにとって“正義”とは?
「100%は無理でも、1%でも相手の立場で物事を考えようとすることですね。下町で育って人との絆を大切にするサルにも通ずるものがあると思います。そんなサルな姿を通して、人を信じる力でこんなに強くなれるんだってことを感じてほしいですね」
─サルは市原さんのハマリ役だと思います。今後シリーズ化されることを期待しています!
「そうだとうれしいです。そうなったらおもしろいし、サルはどこでも駆けつけますよ!(笑)」
【取材・文=リワークス】
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