【山形】背脂にびっしり覆われた濃厚しょっぱ系ラーメン見参!
東京ウォーカー
“食堂”と付く店名どおり、ラーメンだけでなく定食や丼類も豊富にそろう「もとまち食堂」。店主の渡邉洋一さんは、一度ラーメン店での修業を経験したのち、自分の店を開業するための資金を貯めようとトラック運転手に。
仕事のかたわら、各地の“おいしい”と言われるラーメンを食べ歩いてきたバイタリティあふれる人物だ。そのきっぷのよさもあってか、もとまち食堂に並ぶメニューは、いずれもお手頃価格。なかには500円で味わえるワンコインラーメンもある。


また、ラーメンメニューにのるチャーシューのボリュームもすごい。約1cmはあろうかという分厚く切った大ぶりサイズが、ドン!とのっているのだ。薄桃色をしたこのチャーシュー、醤油ダレで煮るのではなく、ラーメンスープでコトコト煮ているのがポイント。あえてスープのあっさりとした味付けにしたのは、すっきりとした旨味が特徴のスープの味を壊さないためでもある。

新鮮な背脂がコクと旨味を加える濃厚な一杯

ラーメンメニューで一番の人気は、豚肉を5、6時間じっくり煮て作る特製の背脂が器を覆う、ギットリラーメン。新鮮な豚肉から作った背脂が、スープに独特のコクと香りを加え、旨味を倍増。ギットリラーメンには背脂が100g入る「1」と、200g入る「2」があり、いずれも煮玉子がイン。普通のラーメンでは少々もの足りない、という人におすすめしたい一杯だ。
■ラーメンデータ<麺>中細・平打・ストレート/製麺所:酒井製麺所・150g<スープ>タレ=非公開・仕上げ油=背脂/濃度:こってり○●○○○あっさり/種類:豚骨・鶏ガラ
旨さのポイント

豚骨、鶏ガラをじっくり丁寧に煮たスープは、香りがよく旨味がたっぷり出ている。煮干しなども少しプラスするが、主体はあくまで豚骨と鶏ガラ。シンプルな仕立てにこだわって毎日作っている。

新鮮な豚の背脂をコトコトと煮ること5、6時間。大粒でなめらかな食感になって完成。どちらかというとあっさりしたもとまち食堂の動物系スープを、コクのあるこってり系のラーメンスープに変える。

地元の人に毎日食べに来てもらえるような店にしたいという店主の思いから、ラーメンだけでなく、定食や丼類もすべてリーズナブルに設定。刻みチャーシュー、カレー、生姜焼き、ソースかつ、から揚げなどミニ丼のラインナップも充実している。ラーメンと組み合わせて食べるのもおすすめだ。【ラーメンウォーカー編集部】
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