【実録】母のいない隙を狙って何度も……?小5の夜に義父が布団へ忍び寄った、一生消えないトラウマ【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

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隣で見ているおじさんにお尻を触られている…!?画像提供:(C)魚田コットン/オーバーラップ

小学校低学年で見知らぬ男性からお尻を触られ、高学年になると義理の父親が深夜に布団へ入ってくる。漫画家・魚田コットン(@33kossan33)さんの『スカートの呪いが解けるまで』は、そんな壮絶な性被害のトラウマを抱えた自伝的作品だ。結婚し、出産を経てもなお、性的な視線に敏感にならざるを得ない現状。未だ解けない「呪縛」のリアルを、作者へのインタビューと共に紐解く。
※本作にはセンシティブな表現があります。閲覧には十分ご注意ください。


「ちょっと触られただけやろ」母にバカにされた痴漢被害と、義父の蛮行

スカートの呪いが解けるまで_01画像提供:(C)魚田コットン/オーバーラップ

スカートの呪いが解けるまで_02画像提供:(C)魚田コットン/オーバーラップ

スカートの呪いが解けるまで_03画像提供:(C)魚田コットン/オーバーラップ

スカートの呪いが解けるまで_04画像提供:(C)魚田コットン/オーバーラップ


魚田さんの「スカートへの苦手意識」は、幼少期から始まっていた。周囲から「かわいい女の子像」を求められることに違和感を抱き続けていた低学年のとき、健康ランドで事件は起きた。子連れの男が近づいてきて、お尻を触ってきたのだ。隣に友達がいたにもかかわらず、誰にも気づかれない卑劣な行為。勇気を出して母親に伝えたが、返ってきたのは「ホントに触られてた?」「ちょっと触られただけやろ」というバカにしたような言葉だった。

「わざわざ言うことじゃなかったのか」と自分を恥じ、母親との間に深い溝が生まれていくなかで、さらなる悲劇が襲う。母親の再婚相手である義父が、深夜に突然布団へ入ってきたのだ。母親のいない隙を狙い、何度も触ったり近づいたりしてくる義父。小学5年生の夜に刻まれたその光景は、一生忘れることのできない最も深いトラウマとなった。

「自分たちは全く悪くない」性被害の定義を塗り替え、次世代を守る決意


本作を描くにあたり、魚田さんは「こんな重くてつらい話、誰も楽しい気持ちにならないのに」という葛藤を抱えていたという。しかし、ブログに寄せられた同じ境遇の人々からの声が、彼女の希望となった。「自分たちは全く悪くないんだよ」というメッセージを伝えるため、当時の無意識の心情を丁寧に言語化し、マイルドな表現を心がけながらも赤裸々な体験を綴った。

魚田さんは、鞄の斜め掛けすら怖くなるような些細な出来事も、すべて「性被害」に括られるべきだと語る。「性的に見られてよかったじゃん」というかつての価値観こそが、被害者を追い詰めてきたからだ。今、魚田さんは「スカートを履きたい」と言う娘に対し、つい強く「ダメ!」と言ってしまう。たとえ神経質だと思われても、1人でも子供を性的な目で見る人がいる限り、全力で守り抜く。その強い決意こそが、かつての自分を救い、次世代の子供たちを救うための光となっていくのだ。

取材協力:魚田コットン(@33kossan33)

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