「5年で2000億円」が売上目標 ブランド70%OFFをかなえるショッピングサイトの秘密

東京ウォーカー(全国版)

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高級ブランドの“招待制ファミリーセール”を行うドイツ発のサイト「BRANDS for FRIENDS」が、3月8日(月)21:00から日本国内でオープンする。ファッションアイテムなど人気高級ブランドが最大70%オフで購入できる同サイトは、日本市場において今後5年間で累計売上高2000億円規模を目指すという。

インターネット上にて、期間限定で会員のみを対象に、セールイベントを開催する“招待制オンラインファミリーセール”は、イタリア発で世界57か国に展開する「yoox.com(ユークス・ドットコム)」や、創業からわずか1年で年商30億円規模のビジネスに発展した「ギルト・グループ」などのように、すでに欧米では普及しているビジネスモデルだ。

今回、日本に上陸するファミリーセールサイト「BRANDS for FRIENDS」は、このビジネスモデルにのっとり、運営会社のB4Fが2007年にドイツで運営を開始。2年で登録会員数250万人以上、売上規模は100億円超えを達成するほど急成長している。商品の購入希望者は、既存の会員から招待を受けて、高級ブランドから直接仕入れられた正規品のファッションアイテム・家電・日用品・食品など、さまざまなアイテムを最大70%オフの価格で手にすることができる。

同ビジネスモデルには、消費者がブランドの正規品をリーズナブルな価格で購入できる点に加えて、ブランド側がブランドイメージを損なわずに効率的に在庫消化できる利点があるという。それは、“2〜3日と販売期間が限定されていること”“招待制というクローズドなコミュニティーであること”“セールの痕跡が残らない、検索エンジンに引っかからないこと”などの理由で、ブランドイメージの向上に寄与しているからだとか。そんな理由から、現在欧米では1000以上ものブランドが同サイトを利用している。

「ファミリーセールサイトの中でも、このサイトは、ラグジュアリーなものだけでなくライフスタイル全般に関する商材を扱っているところが特徴。素晴らしいショッピング体験を提供したい」と、同社代表取締役社長のアルメル・カイエール氏。当初は、週に3〜4ブランドのペースでセールイベントを実施し、1年後には毎日1ブランド、セールを展開していく予定。

家に居ながらにして、手ごろな価格でブランド品の買い物ができるとなれば、不景気で高級ブランド店や百貨店へのお出掛けが減少している家庭の消費欲にも、応えてくれるのでは。今後、「BRANDS for FRIENDS」は、日本のファッション業界やeコマース業界に旋風を起こしてくれるのだろうか。【東京ウォーカー】

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