義母がアポなし訪問!?悪意ゼロだが配慮もゼロ!!「よかれと思って」距離感が壊滅的な家族崩壊コメディ【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
嫁姑問題は時代が変わっても尽きない。悪意がない分、タチが悪い――そんな義母が全力で胃にくる漫画『どちらかの家庭が壊れる漫画』が読者の神経を逆なでしている。アポなし訪問、センスが迷子なプレゼント、そして“それ今やる?”な一言。笑えるのに、なぜか血圧が上がるのは、気のせいではない。
悪意ゼロ、配慮ゼロ。義母という名の天然災害
主人公・薬師寺ユイは、義母との距離感に日々頭を抱えている。夫シュウの母は、決して意地悪ではなく、むしろ善意のかたまりだ。ただし方向が毎回ズレている。連絡なしでの訪問は日常茶飯事。「リエちゃんに似合うと思って」と差し出される服は、なぜか攻めたデザインばかり。ユイの脳内には常に「断りたい」「でも角は立てたくない」が同時再生されているのだ。
離乳食事件で悟った「この人、通じない」
ある日、義母は張り切って離乳食を用意し、熱さを確かめるために自分の口をつけたスプーンを、そのまま孫へ――。慌てて止めるユイに、義母は「もォ〜、怖いわねェ〜。ばあば、ママに怒られちゃったァ〜!」と茶化す。善意の笑顔で被せてくるこの一手に、ユイは静かに悟る。「ダメだ、この人」。怒りより先に諦めが来る瞬間だ。
紫ヘアにヒョウ柄。対照的すぎる“もう一人の母”
一方で、ユイのママ友・毒山海の母は真逆の存在感を放つ。働き者でサバサバ、関西ノリ全開。作者・横山了一さん
(@yokoyama_bancho)
によれば、この母のビジュアルは妻の母がモデルで、ヒョウ柄に紫ヘアという“わかりやすさ”が売りだという。連載当初はモノクロだったが、書籍化で色がつき、キャラの圧がさらに増した。
横山さん自身の母はというと、息子評価が低めで「こんな息子と結婚してくれてありがとう」と妻を立てるタイプ。双方の母が相手を尊重する関係性に、読者は一瞬ほっとする。しかし、その安心は薬師寺家の義母で一気に吹き飛んでしまうのだ。
一番厄介な「よかれと思って」がジワジワ攻めてくる
薬師寺家の母に悪意はない。孫に会いたい、身内だから大丈夫、よかれと思って――その三点セットで今日も動く。ただ、相手がどう受け取るかを想像しない。その楽観が、家庭の空気をじわじわ壊していく。笑って読めるのに、読後は「距離感って大事」と背筋が伸びる一作である。
取材協力:横山了一(@yokoyama_bancho)
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