「あれは亡くなった娘」タクシー運転手が怯えた夜…現代版リメイクで描かれる都市伝説「タクシーの幽霊」その“怪異の正体”とは【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
「タクシーの幽霊」という都市伝説を聞いたことがあるだろうか?深夜、タクシーに乗り込んできた髪の長い女性客が、目的地付近で忽然(こつぜん)と消えてしまう。運転手が振り返ると、女性客が座っていたシートがぐっしょりと濡れていた…という怪談だ。今回紹介するのは、昭和に流行したこの都市伝説を現代版としてリメイクしたホラー漫画『ただのうわさです』だ。
自殺の名所からの帰り道、隣には…
主人公の雨森は、採用面接28連敗中のフリーター。現在は雑学系ネットニュースサイトのライター兼雑用として、SNSやオカルト掲示板で話題のスポットを取材している。毎回嫌々ながらも「バイト代を弾む」という言葉に負け、不幸にもバイト代に見合わない怪異現象を目にする羽目になる。
今回、雨森が受けたのは「自殺の名所の注意看板を撮ってきて」という悪趣味な依頼。その帰り道でタクシーを拾うのだが、乗車後すぐに寝てしまい、目が覚めると隣に知らない女性が座っていたのだった――。本作は、原案を飯倉義之さん、漫画を三ノ輪ブン子さん(@minowabunko)が担当している。
「タクシー怪談」のバリエーション
三ノ輪さんは、昭和の都市伝説をモチーフにした理由についてこう語る。「子どものころには聞いたことはありませんでした。タクシーを利用するのは大人が多いので、大人の間で流行っていったのかもしれません。話がシンプルでいろんな派生バージョンが自然と生まれていったのがいかにも都市伝説らしくて、とても好きなお話です」
「タクシーの幽霊」には主に2種類のパターンがある。ひとつは、目的地(墓地や火葬場)に着くと消えており、シートが濡れているパターン。もうひとつは、民家の前で「お金を取ってくる」と言って家に入り、戻ってこないため運転手が訪ねると「それは亡くなった娘です」と告げられるパターンだ。あなたが耳にしたのはどちらだろうか?
取材協力:三ノ輪ブン子(@minowabunko)
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