【迷惑客】「電子マネーで」って言ったのに「5600ポイント入ってるから!」決済方法が迷子な客にレジ大混乱【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
数年前から電子マネーをはじめとするキャッシュレス決済が急速に普及し、財布を持たずに買い物をする人も珍しくなくなった。一方で、クレジットカード、電子マネー、ポイント決済が1枚に集約されたことで、使い方を正しく理解しないまま利用している人も少なくないようだ。そんなスーパーのレジ現場で起こる“あるあるトラブル”を描いたのが、狸谷さん(
@akatsuki405
)の漫画「余計な補足」である。
「電子マネー」ってどれ?
レジで「電子マネーで」とカードを差し出す客は珍しくない。チェッカーが設定を切り替えた瞬間、その客がカードを挿入口に差し込もうとする。そこで「電子マネーでしたら、上にかざしてください」と説明すると、今度は「じゃあ一括で」と返ってくる。
電子マネー? クレジット? えっポイント!?
電子マネーなのか、クレジットなのか。念のため確認すると、「5600ポイント入ってるから、それ使ってよ」と追い打ちがかかる。電子マネー、クレジット、ポイント――すべてが混在し、どれが本命なのか分からない。
「ポイントもご利用でしょうか?」と聞いた途端、「だから電子マネーだって言ってるだろ!」と怒声が飛ぶ。説明しようとするほど、火に油を注ぐ結果になってしまうのだ。
電子マネー導入初期、レジはさらに修羅場だった
狸谷さんによれば、1枚のカードに複数の機能が集約されている現在、この手のトラブルは決して珍しくないという。使う側が仕組みを把握していないまま押し切ろうとすると、レジの混乱は避けられない。
キャッシュレス決済が導入された当初は、現場の負担は今以上だった。商品登録に加え、ポイントカードの確認、支払い方法の聞き取り、さらに袋詰めまで行う店舗もあり、チェッカーの作業量は一気に増加した。
利用者側もよくわかっていない、多種類の決済方法
「お支払いは現金でよろしいですか?」と確認しただけで、「見て分からないの?電子マネーだよ!時間ないんだから早くして!」と怒鳴られることも日常茶飯事。電子マネーといっても種類によって操作が異なるため、どの決済かを聞かなければ進められない。それでも説明の余地を与えられないケースが多かったという。
キャッシュレス化は便利さをもたらした一方で、使い方を共有しないままではトラブルの火種にもなる。分からないときこそ、強気に押し通すのではなく「どう使えばいいですか?」と聞く。その一言が、レジと利用者双方のストレスを減らす近道なのかもしれない。
取材協力:狸谷
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