キタサン有終V!最後は“キタサンまつり”で盛大にフィナーレ

2017年12月25日 17:28更新

東京ウォーカー(全国版) 安藤康之

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12月24日(日)、11年ぶりのクリスマスイブ決戦となった第62回 有馬記念。1着賞金3億円をかけた熱い戦いは、武豊騎乗の1番人気キタサンブラックが終始先頭で優勝。1 1/2馬身差の2着にはC・ルメール騎乗のクイーンズリング、3着には道中不利を受けた2番人気のシュバルグランがハナ差で続いて入線した。レース終了後には「キタサンブラックお別れ会」が行われ、愛馬のために北島三郎が用意した新曲を披露。最後は“キタサン祭り”で締めくくった。

ファンの期待に応えて「まつり」を大熱唱する北島三郎

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キタサンブラック最後の勇姿をひと目見ようと、およそ10万人が詰めかけた第62回 有馬記念。当日はキタサンブラック引退記念グッズが販売され、中山競馬場はキタサンブラック一色に染まった。

先頭でゴールを駆け抜けたキタサンブラック。武豊も右手を上げてガッツポーズ

レースは好スタートを決めたキタサンブラックが先頭に立ち、マイペースの展開に持ち込むと、そのまま最後まで先頭を譲ることなく、危なげなく1着でフィニッシュ。千両役者・武豊の見事なエスコートで有終の美を飾った。

【写真を見る】今年の競馬界を象徴する1枚!口取り(記念)撮影の様子にはジーンとくる

これでキタサンブラックは今年4つのGI勝利を積み重ね、JRA芝GI競走最多タイとなる通算7勝目。これまでの総獲得賞金は18億7684万3000円となり、テイエムオペラオーを抜き歴代1位となるなど、記録ずくめの1日となった。

マエケンは「キタサンブラックのレースを生で観戦し、プレゼンターとして北島オーナーと武騎手と同じ場に立てたことを光栄に思います」とコメントを寄せた

レース後の表彰式ではプレゼンターに米国・大リーグ(MLB)ロサンゼルス・ドジャースで活躍する“マエケン”こと前田健太投手が登板。記念のトロフィーを関係者に授与し、見事にその大役を務め上げた。

レース後、抱き合って喜びを分かち合う北島三郎と武豊騎手

手をかかげファンの声援に応える北島(左)と武豊騎手(右)

キタサンブラックの思い出を語る北島。壇上にはかつて主戦を務め、初GI制覇となる菊花賞を制した北村宏司騎手も登壇

最終12レースを挟んで、キタサンブラックのお別れセレモニーが執り行われ、北島をはじめとする関係者一同が登場。終始笑顔に包まれる中、キタサンブラックとの別れを惜しんだ。

「今日は泣くまいと思っていたのに、3コーナーあたりから涙が出てきました」とキタサンブラック最後のレースを振り返った北島。続けて「皆様、本当にありがとうございました。自分の子が走って3年間、愛していただきありがとうございます。これ以上の幸せを感じたことはありません。清水調教師や厩務員、武豊騎手、北村宏司騎手、ありがとうございました」と関係者に感謝を述べた後、「クリスマスイブなのにこんなに残っていただいて感謝申し上げます」とスタンドに残った多くのファンへメッセージを送った。

“大切な息子”キタサンブラックへの思いを語る北島。スタンドからは「さぶちゃん、おめでとう」の声も聞かれた

お別れ会では、北島がキタサンブラックのために制作した新曲「ありがとうキタサンブラック」を披露、同日18:00からの配信がスタートしている。そして、最後にはお待ちかねの「まつり」を熱唱。「僕は歌いません」と語っていた武豊も北島にうながされ、初めて共に歌うなど最後の“キタサンまつり”にスタンドが沸いた。

「黒岩騎手の指示通り乗って勝てました」という大先輩 武豊からのコメントにキタサンブラックの調教パートナー・黒岩悠騎手もたじたじ

なお、キタサンブラックがレースを走るのは本レースが最後となるが、2018年1月7日(日)には、京都競馬場で引退式が予定されている。稀代のアイドルホース キタサンブラックに謝意を込めて、新たな年の幕開けを祝う京都・京都競馬場へ出掛けてみてはいかがだろうか。

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