【福岡】創業以来、煮込み続ける“呼び戻しスープ”「久留米 大砲ラーメン 本店」
九州ウォーカー
豚骨ラーメン発祥の地、久留米のなかでも横綱閣の「久留米 大砲ラーメン 本店」(久留米市通外町)。1953(昭和28)年の創業より半世紀以上、一度も釜を空にすることなく煮込み続ける“呼び戻しスープ”で有名だ。

豚骨を継ぎ足しながら炊くスープは、濃度の異なる複数の味をブレンドすることで、骨の髄から染み出る旨味が幾重にも重なり、奥深いコクが出る。

ラーメンには、食感と風味が程よいアクセントになる豚脂の揚げ玉、通称「カリカリ」という久留米の伝統的な具材が入る。また、ふんわりと仕上げたタケノコや、有明海が近いことに由来するノリをのせるのも特徴だ。

麺は、自社製麺所「大砲 麺工房」で作る中細ストレート。低加水麺なのでスープとより馴染みやすい。メニューの2本柱である「ラーメン」(並600円)と、カリカリをのせた「昔ラーメン」(並650円)を、一度に味わえる「食べくらべセット」(800円)も用意。その他、久留米の本店のみで味わえる「厚切り炙りチャーシューメン」(800円)にも注目だ。

店内は、L字のカウンターと小上がり席。カウンター越しに、大きな羽釜でスープを煮込むようすも見ることができる。
[久留米 大砲ラーメン]福岡県久留米市通外町11-8 / 0942-33-6695 / 11:00~21:00(LO)
【九州ウォーカー編集部/取材・文=上村敏行、撮影=戸高慶一郎】
九州ウォーカー編集部
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