Dr.コパも声を詰まらせた!東京大賞典をコパノリッキーが制す

東京ウォーカー(全国版)

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12月29日(金)、2017年ダートレースの総決算「第63回 東京大賞典」(1着賞金8000万円)が東京シティ競馬(大井競馬場、以下TCK)で開催された。レースは本レースを最後に引退が発表されていた3番人気のコパノリッキーが4回目のチャレンジで念願のタイトルを奪取。これで統一ダート・G1級競走の勝利数は歴代最多の11勝目となり、自身の競走馬生活に花を添えた。

また、同レースは地方競馬の1レースあたりの売上レコード、当日は地方競馬1日開催での売上レコードを更新するなど、まさに記録ラッシュの1日となった。

引退式の最後に行われた口取り(記念)撮影。関係者の顔も晴れやか


当日はダートレースのグランプリにふさわしく、3万5000人を超える観客がTCKへと詰めかけた。レースの40分前となる15時50分には、2017年TCKイメージキャラクターを務めるオリエンタルラジオ(以下オリラジ)の二人が賞典台に登場し、トークショーを開催した。

【写真を見る】トークショーで東京大賞典の予想を披露したオリラジ(左:中田 右:藤森)


トークショーでは互いに東京大賞典の予想を披露。チャラ男キャラの藤森慎吾は事前にスポーツ新聞でコパノリッキー本命を発表するも、「会場に来て、黒いタキシードに着替えて気が変わった」という藤森は、サブノクロヒョウに変更した。これには中田敦彦が「新聞社に対してどう顔向けするんだ」と思わずツッコミを入れるも、藤森は「チャラ男ってそういうところがありますから」とどこ吹く風。中田は「年末の大きなレースはその年を象徴する何かが起きる」と得意の分析力を活かしてタービランスの名前を挙げ、レースを迎えた。

2着に3馬身差をつけてG1級競走11勝目となるゴールを先頭で駆け抜けたコパノリッキー


レースは最後の直線でサウンドトゥルーが大外から追い込むも、マイペースの逃げに持ち込んだコパノリッキーが3馬身差をつけて優勝。二人が名前を挙げていたサブノクロヒョウとタービランスはそれぞれ10着と9着に敗れた。

レース後、コパノリッキーを本命にした新聞を手に登場した藤森。その手のひら返しに中田も苦笑い


その後、プレゼンターとして表彰式で再登場したオリラジ。コパノリッキーを本命に押した新聞を掲げガッツポーズで藤森が現れると、スタンドは笑いに包まれた。

あわせて行われた勝利ジョッキーインタビューで田辺裕信騎手は、「今、僕がこうして活躍できているのはこの馬のおかげ」とコパノリッキーを称え、「リッキーの子どもやその次の世代で結果を残せたら」と今後の活躍を誓った。

「こんな強い馬が私の元に・・・」と声を詰まらせたまま、インタビューを終えるコパ


高校生時代から東京大賞典制覇を夢見ていたというオーナー(馬主)のDr.コパ。その夢を53年目で叶えたコパノリッキーの引退式では、マイクを握って感謝の念を述べると、ファンは割れんばかりの拍手をコパに送った。

現在、レース意外にもさまざまなイベントが開かれるなど、足を運びやすい環境になっている競馬場。しかし、本来の主役である馬たちによる白熱した戦いで感動をもたらすのが競馬だ。2018年は、競馬場に出向いて本物のドラマをその目で見届けてほしい。

安藤康之

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