舞台挨拶で“井筒節”炸裂!3D映画批判にジャルジャル大慌て

東京ウォーカー(全国版)

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井筒和幸監督の3年ぶりの最新作『ヒーローショー』(10年)のマスコミ披露試写会が都内で行われ、井筒監督をはじめ主演ジャルジャルの福徳秀介さん・後藤淳平さん、女優のちすんさんらが舞台挨拶を行った。

ピースサインで登場した井筒監督は、後から「どうも〜」と言いながら登場したジャルジャルの2人に「寄席とちゃうんやから」とツッコミを入れるなど、上機嫌。満員の客席を見て、「ひさしぶりに作品を作ると、こんなに来てくれる。期待に沿えるか分からないけどね」と、毒を見せつつ挨拶した。

同作は、夢にもバイトにも真剣になれないユウキ(福徳)と、恋人と店を開くために調理師免許を取ろうとしている元自衛官で配管工の勇気(後藤)という2人の主人公が、思いも寄らない事件に巻き込まれ、出口を求めて暴走するストーリー。過激な暴力シーンやセックスシーンで、R-15指定となったほどの衝撃作だ。

同作が映画初主演となるジャルジャルの後藤さんは、過激な暴力のシーンに苦戦した様子。「殴るシーンなんかは、本当に当てたらいけないし、ギリギリの感じ」と、話しつつ「福徳とやり合う時は、“当たれ”という気持ちでやりましたね。当てたことも、ちょいちょいありますね」とニヤリ。すかさず福徳さんが「アカンやろ!」とツッコんでいた。

主演の2人を選んだ経緯ついて聞かれると、井筒監督は「そりゃ吉本興業制作だからね」と、バッサリ。それでも「他のスタッフは別の人がいいって言ってたけど、(ジャルジャルが)いいなと思って選んだ」と明かし「いつもの彼らとは違う、ダークサイドや悩み・絶望を感じてほしい」と話した。

話題が映画界に及ぶと、「最近は若者の暴力だけ、みたいな映画が多い」とここでも井筒節は炸裂。「まぁ、その流れを作ったのは僕ですけど(笑)。僕は本当は暴力、大嫌いなんですよ」とも語った。また、話題の3D映画に対してもチクリ。「メガネの上にメガネをかけて見なあかん映画なんて…」と話すと、後藤さんが「『アバター』とかね」と話に乗り、福徳さんは「(作品名を)言うな!」と大慌てだった。

「若い子のために作った映画。この映画を見て、学生の子・社会人になりたての子が“3日くらい休んで考えよう”ってなればいいと思う。まぁ、大人はヒマやったら見てください」と井筒監督。「心して見てください」(後藤)、「ジャルジャルが芸人だ、というのを、取り払って見てください」(福徳)と話すジャルジャル2人の新境地にも注目だ。5月29日(土)から、角川シネマ新宿ほか、全国ロードショー。【東京ウォーカー】

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