肉×ソースで12通りの組み合わせ。ミートボールの概念が変わる専門店の味とは!?
北海道ウォーカー
「ミートボール、よくお弁当に入っていたな~」と遠い目をしているあなた。ミートボール=お弁当のおかずというイメージを根底から覆す専門店が、札幌にあるんです。さまざまな肉料理があるなか、なぜミートボールなのか。そしてなじみ深いミートボールが、専門店でどんな進化を遂げているのか。潜入調査をしてきました。

札幌中心部のシャワー通りにある「The MEATBALL FACTORY」は、その名の通りミートボールの専門店として2015年にオープン。まずは、なぜミートボールなのか? 店長の山田歩美さんに聞いてみます。「社長がニューヨーク好きなんです。で、向こうにはミートボール専門店が当たり前にあって、行くたびに食べていたそう。現地で食べたときのワクワクを札幌でも感じたい。プラス札幌にこれまでなかったものをと、始めました」。なるほど、だから店の雰囲気もニューヨーク風なのですね。

それで肝心のミートボールは、我々になじみ深いお弁当のアレと何が違うのか。まず肉を鶏、豚、牛の3種類から選べるのがポイントです。肉の種類によって挽き方、合わせる野菜や香草を変えているそうで、食べ比べると驚くほど個性が違います。鶏はしっとり柔らかく、粗挽きの牛は肉感たっぷり、豚はジューシーといった具合。そしてソースはトマト、ブラックペッパー、3種のチーズ、バーベキューの計4種。つまり肉とソースで12通りの組み合わせが楽しめるんです。さすが専門店!

ミートボールを使ったメニューはもう一つあります。ミートボールをバンズで挟んだミニバーガー「スライダー」です。こちらもニューヨークではおなじみの料理だそうで、ひと口サイズよりは少し大きめ。見た目がかわいくてインスタ映えしそう。挟むミートボールはチキン、ポーク、ビーフの3種類から選べます。ちょっとつまみながらビール、なんて最高かも。

さて、ミートボールでお腹いっぱいになったら、締めはやっぱりスイーツです。おすすめのパフェは、高さ20cmはあろうかという細長いグラスに、クリームやアイス、フルーツがてんこ盛り。ストロベリーパフェには自家製NYチーズケーキ、チョコレートパフェには自家製ブラウニーがトッピングされ、かなりのボリューム感。でもペロリと食べられるから、不思議ですね。

ビールだけで樽生に瓶ビール5種、そのほかワインにサワー、カクテルとアルコールメニューも充実。ミネラルウォーターに果実や野菜を入れた特製デトックスウォーターなど、ソフトドリンクも豊富にあります。20名から貸し切りもできるので、仲間を集めてミートボールパーティーで盛り上がってはいかがでしょう。
The MEATBALL FACTORY ■住所:札幌市中央区南2西3-11-1 いちご札幌 南2西3ビル2F ■電話:011・522・7922 ■時間:11:00~15:00(LO14:30)、17:00~24:00(フードLO23:00、ドリンクLO23:30)※土日祝は通し営業 ■休み:なし ■駐車場:なし ■席数:45席(分煙)※11:00~14:00禁煙、以降喫煙可
宮川健二
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