“めんめ”って何? ちょっとディープな札幌・狸小路市場で炉端焼き

北海道ウォーカー

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北海道を訪れたら、やっぱり味わいたいのが海の幸! 札幌の中心部、狸小路商店街6丁目から南に入った場所にある「狸小路市場」。こちらに、知る人ぞ知る炉端焼きの店「めんめ」があります。こだわり抜いた新鮮な魚介や季節の野菜がふんだんに味わえる、隠れ家的な名店なんですよ。

“めんめ”とは、道東の浜言葉で「キンキ」のこと。店名でもあり、看板メニューでもあるキンキをはじめ、店のカウンターには大ぶりのホタテやたっぷりの脂が乗ったホッケなど、見ているだけでも食欲をそそる魚介がずらりと並びます。

2001年オープン。赤い暖簾とタヌキの置物が目印です


地元客をはじめ、グルメ好きな国内外の観光客たちがこぞって暖簾をくぐり、店内は連日大盛況。炉端からは炭の香ばしい香りが漂います。まずは、本日のおすすめが書かれている黒板をしっかりチェックしましょう。カウンターに並ぶ食材から食べたいものを選び、その場で焼いてもらいます。

ホッケの開き(時価)。備長炭で香ばしく焼き上げてくれます


備長炭で一品一品ていねいに焼き上げてくれるキンキやホッケの開きは必食! パリパリの皮にはたっぷり脂が乗っていて、ふっくらとした身が詰まっています。キンキは、時期によっては値段が変わる高級魚の一つでもありますが、同店では残った皮を焼き、出汁をかけてお吸い物や雑炊にしてくれるので、文字通り余すところなく最後まで海の幸を楽しむことができます。

このお吸い物、店長の加藤雅章さんの地元・道東では一般的な食べ方なのだそう。豊富な海の幸を心ゆくまで味わう伝統的な食べ方をぜひ試してみてください。

タチのアルミホイル焼き。すだちと塩でさっぱりと


北海道の冬の名物「タチ」もおすすめ。昆布を乗せてアルミホイルで蒸し焼きにするタチは、プリっとした食感で口の中ですぐにとろける柔らかさ。お好みで、すだちや塩で味をつけて楽しめます。お酒にもよく合い、ついつい飲みすぎてしまいそうになるほど。

カウンターに並ぶ新鮮魚介と季節の野菜の数々。目移りしてあれもこれも注文したくなります


鮮度の高い魚介類にこだわっているのはもちろんのこと、採れたての旬の野菜や一品料理も絶品。大ぶりのグリーンアスパラやじゃがバターなど、北海道らしさ満点の一皿がそろいます。

人気のカウンター席は予約が確実


炉端のあるカウンター席は全席が予約で埋まってしまう日もあるほどの人気。事前の予約が確実です。家族連れには小上がりやテーブル席もありますよ。メニュー表は一部外国語対応も。

北海道の山海の幸をちょっぴりぜいたくに楽しみたい時はぜひ、赤い暖簾を目印に「めんめ」を訪れてみて。

めんめ ■住所:札幌市中央区南3西6狸小路市場内 ■電話:011・241・6810 ■時間:17:00~24:00(LO23:00) ■休み:日曜 ■席数:27席(喫煙可)

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