<福岡うどん愛>売り切れ続出の人気うどん×豊富な日本酒「酒呑み麺蔵 ゆうのや」
九州ウォーカー
連日、常連客で満席が続くうどん居酒屋「酒呑み麺蔵 ゆうのや」(福岡市中央区)。2016年12月、地下鉄大濠公園駅から徒歩3分の場所に移転リニューアルした。シンプルかつスタイリッシュな内装となり、新たにテーブル席、バーカウンタースペースが増え、一品料理もさらに充実して生まれ変わった。

ちょい呑みに最適!大人のうどん酒場
オーナーの中村さんが試行錯誤を繰り返し作り上げたのが、2種類の九州産小麦を使った麺。程よいコシを残しながら、モチモチとした食感がクセになる。その日の気温や湿度により水分量を変える麺は、劣化を防ぐため、その日のうちに使いきるのもこだわり。麺と合わせる黄金色のダシは、深い味わいの奥に甘味さえ感じる。

人気の「鶏そぼろうどん」(800円)は、しっかりと味が染み込んだ鶏ミンチがアクセントとなり、ダシの優しい味わいとよく合う。麺は売り切れ御免なので、うどん目当てなら、早めの来店がおすすめだ。

さまざまな一品料理も並ぶ。「鶏わさ」(450円)は、朝引きのササミの外側だけを焼いたレアの状態で、柔らかくあっさり食べられる。また、小腸を使った「もつ煮込み」(600円)や「野菜4種の浅漬け」(400円)など、素朴な料理が並ぶ。うどんの前に1、2品を頼み、つまみながら好きな酒を楽しむのがたまらない。

ドリンクは、泡盛からハイボール、ワイン、焼酎など、ひと通りそろうが、注目すべきは豊富にそろう日本酒。「花の露」「駿」「喜多屋」をはじめとする九州の日本酒や、また、「日置桜」(鳥取)や「一白水成」(秋田)など、18種類を用意する。“ワインのように日本酒を楽しんでほしい”というオーナーに、料理と合う銘柄を教えてもらおう。

“大人の遊び場”のような気軽な雰囲気のなか、軽く一杯飲んだ〆に絶品うどんを味わえる。そんな魅力が多くのファンを惹きつける。
【九州ウォーカー編集部/取材・文=安藤エリカ、撮影=鍋田広一(パンフィールド)】
安藤エリカ
この記事の画像一覧(全5枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介