“おこもり”にぴったりの絶景宿! 露天風呂やテラスで、日本遺産・和歌の浦を眺めながら時を忘れる
関西ウォーカー
「和歌の浦温泉 萬波(まんぱ) MANPA RESORT」(和歌山市)は、日本遺産に認定された景勝地・和歌の浦にある老舗宿。昼は青い海、夕方はきらめく夕日を楽しめる眺望のよさが人気だ。全客室オーシャンビュー、さらに露天風呂やロビーに併設されたテラス、16年のリニューアルで誕生した食事処や無人バー・ラウンジ「ソラフネ」など、どこからも絶景を楽しめる。
おこもりにぴったりなこの宿で、絶景を眺める宿を満喫してみたい。
15:30 海に面した露天風呂が絶景! 人気の貸切風呂はバラ風呂に変更可

なめらかな泉質の温泉は神経痛や筋肉痛など多数の効能があるとか。また露天風呂と内湯以外にも2タイプの貸切風呂(50分4,309円)があり、さらにプラス(5,670円)でバラ風呂に!
貸切風呂「蒼の湯」は、LEDライトで光り夜はより幻想的な雰囲気に。木のぬくもりある「橙の湯」もある。

17:00 ドリンクを飲みながらテラス席でも絶景を

テラスからは和歌の浦の景観を270度パノラマで一望できる。潮の満ち引きで刻々と姿を変える情景は飽きることがなく、「このまま持ち帰りたい」と万葉の歌人が歌ったのも納得。
対岸には和歌山マリーナシティが。観覧車が輝き、漁船の漁火が叙情的な夜景も格別だ。和歌山の有田みかんを使用した味まろ432円など、ドリンクを味わいながら過ごせる。

19:00 漁港直送の魚介や新鮮野菜がたっぷり

夕食は食事処「しさあふれ」で、雑賀崎漁港や和歌浦港の魚介や、地元農家の野菜などを買い付ける厳選素材を使った料理を味わえる。ウツボのからあげ820円など追加オーダーもOK。

スタンダードプランの夕食「海里の季節会席」。地魚五種盛りをはじめ、全10品そろう。内容は季節により変わり、この日は寒ブリと酒粕、和歌山産布引大根のハーモニーが楽しめる小鍋が登場。追加メニューの和歌山産の梅酒はロック水割り各540円。味に深みのある紅南梅やイチゴ梅酒など約10種。

<宿のホンネ>
「海を見ながら食事をしたい方は食事処『しさあふれ』での夕食をオススメしますが、もっとゆっくりしたいという方には、海は見えませんが個室お食事処『はんなり』1室3240円もご用意しています。ただし2〜4名様用で4室限定、要予約になっています。また、おこもり気分は味わいたいけど、どうしても泊まれないという方には平日限定ではありますが0泊2食プラン10584円〜も。11:00〜20:00と9時間、お部屋で海を見たり露天風呂を楽しんだりできます」副支配人の宮本佳茄奈さん

<客のホンネ>
「『ソラフネ』には無料で利用できるマッサージチェアがあるんですが、これが海を眺めながらくつろげるようになっていて、とってもリラックスできて気持ちいいんです。スタッフの方がいないので、気兼ねすることなく、ゆっくりしちゃいました。ただ、マッサージチェアは2台しかないので、込み合ってる時はちょっと待つ必要があります。その場合は絵本やマンガなどが置いてあるので、読書をして待ちましょう。女性はネイルカラーなどが無料で使えるのはなにげにうれしいポイント」

チェックアウト後は、紀伊を平定した羽柴(豊臣)秀吉が、弟の秀長に築かせた「和歌山城」や、近現代の版画コレクションが国内屈指の質と量を誇る「和歌山県立近代美術館」へ立ち寄るのがおすすめだ。
住所:和歌山市新和歌浦2-10 時間:IN15:00〜、OUT~10:00 料金:2人1室(2食付き)1人15,000円〜※別途入湯税1人150円必要 部屋数:36室 駐車場:40台(無料)【関西ウォーカー編集部/取材=glass】
折笠隆
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