神奈川で食べたい! オーソドックスから進化系まで魅惑のイチゴパフェ♪
横浜ウォーカー

甘酸っぱいイチゴをたっぷりと食べられるだけでなく、見た目も華やかで食べる前から気分も高まる魅惑のスイーツ「イチゴパフェ」。イチゴの出荷が増えるこの時期は、県内でもさまざまなカフェやフルーツパーラーなどでフレッシュイチゴを使ったイチゴパフェが登場している。
イチゴパフェといえば、甘いアイスクリームや生クリームと一緒に食べる甘酸っぱいフレッシュイチゴのマリアージュがたまらない一品だが、最近ではさまざまなスタイルのイチゴパフェが登場している。昔ながらのオーソドックススタイルから進化形まで、厳選のイチゴパフェを紹介!
まるでコース料理を食べているような、「DESSERT CAFE HACHIDORI(デザートカフェ ハチドリ)」の進化形パフェ
17年6月17日に逗子にオープンしたパフェ専門店。四季を意識した美しいフォルムや食材の味を生かした工夫、そして食べる時の驚きなどをパティシエがグラス一つ一つに思いを込めて、まるでアート作品のように仕上げていく。
イチゴパフェもテーブルの上に置かれた時の驚きは隠せない。グラスの下から何層にもなって構成するというパフェの概念を覆し、グラスの縁にホワイトショコレートを台のようにして置き、その上にイチゴとローズマリーのタルトやイチゴとタイムのメレンゲ、バニラアイス バルサミコソースといったスイーツを配置する。そしてグラスの中にはバジルのアイス、ブラックオリーブのアイスにワインビネガーのジュレやフロマージュブランのムース、ベリーのマリネ、そしてフレッシュイチゴを閉じ込める。
アクセントとしてモッツァレラチーズが入るのもポイントだ。まずは、グラス縁の各種スイーツをオードブルのように一つずつ味わい、その後にグラスの中のアイスやイチゴなどを食べていくスタイルはまるでコース料理のよう。また、見た目だけではなく、フレッシュイチゴの甘酸っぱさを引き立たせるために、バジルのアイスやモッツァレラチーズをイチゴの近くに入れるなど、素材を生かす技も抜群だ。


元フレンチシェフが作る、「パティスリー ヴェルヴェーヌ」のさっぱりパフェ

17年6月7日オープン後、地元の人を中心に早くも人気を集めているパティスリー。添加物は極力使わずに素材の味を生かしたケーキやパンなどが並ぶ。イートインでは、パフェのほか、フライパンデザートのプワールや、ブリュレ、アフォガードなど元フレンチシェフらしいひと手間加えたデザートを味わえる。その中でも3月下旬まで食べられるのがイチゴツリーと名付けられたイチゴパフェ。今の季節だけなのでオススメだ。
中にスポンジを敷いてその上にフォユティーヌ(クレープを砕いたフランス産フレーク)やパンナコッタなどを乗せて、その上にフレッシュイチゴをたっぷりと盛り付ける逸品は、パフェなのにショートケーキのような仕上がりに。また、フレッシュイチゴは酸味のある栃木県産「とちおとめ」を使い、グラスの一番下にさっぱりとしたイチゴシャーベットを入れることで、あと味がさっぱりとなるような工夫がされている。男性や大人の人でも食べて欲しいというシェフの気持ちがこもった一品だ。


山手で30年愛される「喫茶 エレーナ」の懐かしのイチゴパフェ

横浜市山手の閑静な住宅街にひっそりと佇む創業42年になる喫茶の老舗。ハイグロウンティーを中心とした鮮度の良い茶葉を使った紅茶が自慢だが、ここでは地元の人に愛されて30年になるイチゴパフェがある。ストロベリーアイスやバニラアイスなどアイスクリームを3つも入れ、自家製カスタードクリームと生クリームを加えた懐かしい味わい。
角切りイチゴやスライスイチゴなどイチゴを切り分けたり、「とちおとめ」の甘酸っぱさを引き立てるためにアイスクリームを入れるなど、見た目の派手さはないがイチゴを存分に楽しめる工夫がちらほら。清潔感のある落ち着いた雰囲気の店内ともマッチし、ゆったりと食べたいパフェだ。


【取材・文/瀧本充広】
瀧本充広
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