ライセンス藤原、トータルテンボス大村登場に10代女子興奮!
東京ウォーカー(全国版)
「第2回沖縄国際映画祭」のカウントダウンイベント初日、桜坂劇場で「YOSHIMOTO DIRECTOR’S100」の上映がスタートした。「YOSHIMOTO DIRECTOR’S100」は、吉本芸人100組がメガホンを取り制作した、1作品約30分の短編映画。3月20日は、「nijiko」(チュートリアル・徳井義実監督)、「ジブンレース」(ライセンス・藤原一裕監督)、「レスラーハンター」(トータルテンボス・大村朋宏監督)の3本が上映され、上映前、藤原と大村がトークショーを繰り広げた。
満席の会場には、朝早くに来場して整理番号1番をゲットしたという、この春に高校生になる女性をはじめ、大勢の10代女性が詰め掛けた。ゲストの藤原、大村が登場すると会場はヒートアップ、黄色い声援に包まれる中、トークショーはスタートした。
トークは2人の映画監督を務めた感想からスタート。藤原も大村も「意外とすんなりでした」「コントと同じような感覚で、ネタ作りの延長みたいなものでした」と、余裕の表情で語った。藤原が、「用意、スタハーーット」と、“スタート”部分を息強めで指示を出して監督らしさを演出したと言えば、大村は「ハンチングを買いました」と型から入ったことを告白。これに藤原が「メガホンを買ったけど家に忘れました」と重ねた。
2人の作品はどちらも内容が想像しにくい不思議なタイトルが付けられている。藤原は「ジブンレース」を、「空き缶を投げてゴミ箱に入ったらオレの勝ち、みたいなルールを自分で決めて楽しむということを大人になっても続けている男の話です。劇中のバーガーショップのくだり(男がカウンターで隣のサラリーマンに負けじと追加注文を繰り返すシーン)は、舞台でやってドンすべりしたもの。コントでダメなら映像で見せたろ、と思ってエピソードをふくらませました」と紹介。
一方、大村は、「“レスラーハンター”が、森にいる“ノラレスラー”をつかまえてきて、調教してプロレスラーに育てるという話。“ノラレスラー”役に相方の藤田を抜てきしました。あいつはもともと“ノラ芸人”ですから。僕の方も、コントでやったときには 気持ち悪いって声しか聞こえませんでした」と自嘲した。
撮影時のハプニングの話になり、藤原は、出演予定の女優に連絡がきちんと届かず、吉本の社員が代役でバーガーショップの店員を演じた裏話を披露。撮影終了後に現場に現れた女優はショックで泣き出してしまったという。「新しい役を考えてあげたらかっこいいぞ」とスタッフに言われ、藤原は、“バーガーショップの客のおばあちゃんの孫”という役を急きょ設定したそうだ。この話には、大村やMCの出雲阿国は「吉本ならではのハプニングですね」と、深くうなずいた。一方、大村は相方で主演の藤田憲右について「よくあれだけのセリフを覚えられたなって思います」と意味深な発言をしていた。
上映後は、客席から自然と拍手が巻き起こった。ゲストが再び壇上に登場することを期待してか、なかなか席を立たない客の姿が多く見られたのが印象的だった。【東京ウォーカー】
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