“桜の下で宴会”はもう古い? お花見は“眺めるだけ派”が増加

東京ウォーカー(全国版)

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今年は、平年より6日早い発表となった桜の開花宣言。見ごろになると“桜の下で宴会”というのが春の風物詩だが、個人のライフスタイルや趣味の多様化により、最近のお花見スタイルが変わりつつあることが楽天リサーチの調査で分かった。

■桜は“眺めるだけ”が主流、桜の下での宴会は減少傾向

はじめに、昨年のお花見回数をたずねると、1回以上行った人は62.3%。そのうち宴会を伴うお花見の回数は「0回(62.9%)」が最も多く、次いで「1回(28.4%)」「2回(6.6%)」と続いた。これを一昨年に関する質問と比較すると、宴会を伴わない“眺めるだけ”派が3.7ポイント増という結果に。“お花見といえば宴会”という文化は年々薄れているようだ。

■お花見に費やす予算は2000円弱。少ない出費で楽しめるのが“お花見”の良さ

お花見に費やす予算で最も多かったのは、「1000円以上〜2000円未満(28.5%)」で、加重平均値は1923円。その予算について、昨年と比較してどのように変化するか聞いたところ、「昨年と変わらない」が61.2%と過半数を超えた。そもそもお花見は多くのお金をかけずに楽しめるイベントであることから、予算の縮小傾向はあまり見られなかった。

■今年のお花見は“おひとりさま”スタイルが増える!?

「今年のお花見は誰と行く予定か」とたずねたところ、「家族や親戚と行く」が最も多く47.0%。次いで「友人と行く」が28.6%と続いたが、こちらは昨年に比べて3.8ポイント減少。対照的に、「ひとりで行く」が8.2%(1.7ポイント増)と、少数派ながら増加していることが分かった。昨今のライフスタイルの変化や趣味の多様化により、旅行や食事などの時間を1人で楽しむ“おひとりさま”需要が増えていると言われているが、お花見を楽しむスタイルにも波及しているようだ。

■河川敷でのお花見も人気! “BEST STYLE of お花見”は?

お花見のスタイルを「誰と、いつ、どこで、どのように楽しむか」と聞いたところ、最も人気のあるお花見スタイルは、「少人数(80.8%)」で、「日中(79.3%)」「お花見スポットで有名な園内(45.5%)」で、「公園など多くの桜が一同に咲く様子(71.2%)」ということが分かった。また、夜桜を楽しみたい“夜派”も35.2%と多く、場所では、「川沿いの河川敷で」が45.3%、「川べりに咲く様子」が47.8%と、公園に限らず水辺のお花見も人気だ。

仕事上の付き合いではなく、“ひとりで眺める”といった楽しみ方や、“少人数の仲間と低予算で楽しむ”というスタイルが主流になりそうなお花見。見ごろは4月上旬ごろとのことなので、みなさんもお金をかけず楽しめる春の風物詩を満喫してみては?【東京ウォーカー】

【調査概要】○調査エリア:全国 ○調査対象者:20〜69歳 ○調査期間:2010年3月5日〜8日 ○調査実施機関:楽天リサーチ株式会社

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