スリッパがスイッチひとつでウィ〜ンと自動整列! 自動運転技術を応用したスリッパが、日産本社ギャラリーで公開
横浜ウォーカー

日産自動車が、先進の自動運転化技術で“おもてなし”を進化させた「自動で整列するスリッパ」を発表!? というちょっとユニークなニュースを耳にし、2018年2月1日、横浜の日産本社ギャラリーでのデモ発表会に潜入してきた! 日産自動車といえば、2017年10月に発売された新型電気自動車、新型「日産リーフ」に搭載されている、センシティブな自動運転技術が話題。その日産が作ったというだけあって、どんなスリッパなのか興味津々ワクワクしながら会場へと赴いた。
自動で元の位置にピタッと整列するスリッパ
畳の上に座布団とテーブルが置かれ、旅館の一室をイメージした展示エリアの前には、旅館で見かけるあのスリッパが。普段と違うのは、未来感のあるイノベーションが搭載されているということ。部屋の前で無造作に脱ぎ散らかったスリッパが、パネルのスイッチをポチっと押すだけで「ウィ〜ン」と動き出し、車の車庫入れのように自動整列。クルっと方向転換し、迷うこともなく、スムーズに整列するから驚きだ! 会場を訪れていた外国人観光客も「アメージング!」とスマホで動画を撮影するほど、話題性もバッチリ!






新型「日産リーフ」に採用した技術をベースに開発
「プロパイット パーキング」とは、車に搭載されたセンサーで周囲を把握し、自動でクルクルとハンドルを回転させ、駐車スペースに適度な速度でピタッと駐車を実現した最先端の技術のこと。わずか3つの操作で、駐車に必要なステアリング、アクセル、ブレーキなどの操作を自動制御してくれる、駐車が苦手な人にやさしく、ありがたい機能なのだ。今回発表されたスリッパは、この新型「日産リーフ」に搭載されている、自動駐車機能「プロパイロット パーキング」の発想をもとに、梁に設置された赤外線カメラで空間を把握し、リアルタイム画像処理技術とソナー情報で、正しい位置へとスリッパを導いているそう。この展示は、2018年2月4日(日)11:00〜20:00まで、誰でも無料で体験可能だ。未来的なおもてなしを体験しに出かけてみよう!!



未来型旅館「ProPILOT Park RYOKAN」に宿泊もできる
さらに、感動を実際に体感できる、未来型旅館「ProPILOT Park RYOKAN」に宿泊が可能。こちらは、300年以上の歴史を誇る箱根の老舗旅館「一の湯本館」とコラボレーション。「ProPILOT Park RYOKAN」では、スリッパが自動整列するだけでなく、スイッチひとつで、座布団やテーブル、リモコンなども自ら定位置に移動するそう。こちらの期間は、18年3月24日(土)・25(日)の2日間。1日1組限定。応募は、2月10(土)18:00までに、自身のTwitterアカウントより「#PPP旅館#wanttostay」とハッシュタグを付け、宿泊希望人数を明記の上、公開設定で投稿すればOK! 当選者には、事務局より連絡があるので返信を待とう! 【取材・⽂/北村康行、撮影/宮川朋久】
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