NHK連続テレビ小説「まんぷく」ヒロインの夫・立花萬平役に長谷川博己
関西ウォーカー

NHKの平成30年度後期連続テレビ小説は「まんぷく」。1月31日にヒロイン・立花福子を演じる安藤サクラが発表されたのに続き、2月7日にはNHK大阪放送局でヒロインの夫・立花萬平(たちばなまんぺい)役が発表された。
ヒロイン・福子と生涯を共にする萬平を演じるのは長谷川博己。16年には映画「シン・ゴジラ」で矢口蘭堂を演じ第40回日本アカデミー賞・優秀主演男優賞を受賞、2017年には「夏目漱石の妻」で第43回放送文化基金賞・演技賞を受賞するなど今、最も旬な俳優の一人といえる。
「まんぷく」は、幼いころから行動力と発想力に富んでいた萬平が会社を興し、製塩や栄養食品の開発、金融業などさまざまな事業を手掛け、失敗を繰り返しながら、やがてインスタントラーメンを発明する物語。日本の食文化に革命をもたらした安藤百福氏をモデルにしているが、大胆に再構成し、夫婦の愛の物語として描かれる。

長谷川を起用した理由について制作統括の真鍋斎チーフプロデューサーは「モデルの安藤氏を取材したところ、カリスマ的な部分と少年のような好奇心、少しおっちょこちょいなところが共存する、人間味あふれる人物であることが分かった。完全無欠ではなく、多面的な顔を持ち、清濁併せ呑む人物を演ずるにあたり、長谷川さんなら的確で、どんな役柄でも品格とカリスマ性を備えた演技が期待できる」と話す。

これを受け、長谷川は「品格とカリスマ性を備えた長谷川です」とあいさつし、報道陣の笑いを誘った。実は「20代から連続テレビ小説のオーディションは何度も受けて落ちていた。40になってヒロインの夫役のお話をいただくとは」と驚きの様子。安藤百福氏の「大衆の中にこそ変化の予兆がある」という言葉を挙げ「本作が役者として変化できるきっかけになれば。幸せと希望を届けられるよう半年間頑張りたい」と意気込みを語った。長谷川は放送開始の1週目から登場の予定。
鳴川和代
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