乃木坂46の寺田蘭世、樋口日奈、山崎怜奈が愛知の漁港をぶらり旅「タイプが違う3人で、3倍楽しめた!」
東海ウォーカー

2018年1月10日に発売したアルバム「僕だけの君~Under Super Best~」のプロモーションのため名古屋を訪れた、乃木坂46の寺田蘭世、樋口日奈、山崎怜奈。そんな3人が今回、愛知・豊浜漁港とその周辺スポットをぶらり女子旅!その感想や最近のマイブーム、そして発売中のアルバムについて話を聞いた。

「子ども心に戻ってすごく無邪気に楽しめた!」(山崎)
――今回は名古屋のプロモーションに合わせて、愛知の漁港や水族館などいろいろな場所に行っていただきました。いかがでしたか?
樋口「魚市場に行ったのが恐らく人生で2回目なので、すごく新鮮で楽しかったです。おいしいものをいっぱい食べられて幸せでした。大好きな数の子も買えたし!」
山崎「子どものころは父に連れられてよく水族館へ行きましたが、乃木坂46に入ってお仕事をはじめてからはなかなかそういう機会もなかったので、子ども心に戻ってすごく無邪気に楽しめました。それと、普段は愛知県に来ても名古屋のライブ会場以外の場所にはあまり行けないので、知らない一面を見ることができました」

寺田「私は水族館が一番楽しかったです!私は普段から時間があったら深海魚展などを見に行くほど、水族館が好きなので。今回お邪魔した『南知多ビーチランド』は東京の水族館よりも生き物との距離が近くて、触れ合える生き物の種類も多く、すごくいいなって思いました。いっぱい触りました(笑)」

――普段、プライベートで旅行やおでかけはしますか?
樋口「あまり行く機会がないですね…。お仕事があって、今はお正月くらいしかまとまった休みがないので」
山崎「お仕事でほぼ毎日一緒にいるので、お休みの日にメンバー同士で遊びにでかけることもないですね。だから今日は、なんだかプチ旅行みたいな感じで新鮮でした。しかも、ちょうどこの3人は同世代なので、より盛り上がりました」

マイブームも三者三様!
――あまり旅行はされないとのことですが、お休みの日や空き時間には何をしていますか?
寺田「今ハマっているのは、『大人の塗り絵』です。絵の具やクーピー、色鉛筆などを使って、結構本格的にやっています。塗り絵に集中するとリラックス効果があると聞いて始めました。空き時間に神経を落ち着かせられるのがいいなぁ、と思って。自由に色を使って、自分だけの世界を作って楽しんでいます」
山崎「私はラジオを聞くことが好きです。今一番好きなラジオ番組は、作家の朝井リョウさんと高橋みなみさんのトーク番組『ヨブンのこと』(ニッポン放送)です。インターネットでラジオが聴けるアプリで、地方ラジオ局の番組もよく聴いています。名古屋だったら『ナガオカ×スクランブル』(CBCラジオ)も好きです」

樋口「私は、お仕事で料理番組に出演させていただいたことがきっかけで、最近料理をするようになりました。作るのはスープが中心で、あとはレンコンのきんぴらとか、身体にいいものを意識して作るようにしています。とはいえ自炊する時間があまり取れないので、お仕事が終わって帰宅した後に、夜な夜な作り置きのおかずを作っています(笑)」
「3人の共通点は…、思いつかない!」(樋口)

――マイブームに個性が表れていますが、年齢が近いことに加えて、この3人の共通点を挙げるとしたら?
樋口「共通点…なんだろう、思いつかない(笑)。逆に3人ともタイプが違うから、そこが一緒にいて面白いなって感じました」
山崎「例えば、さっきの水族館での出来事なんですが…。通常、噴水というと中央から斜方投射されて周りに分散するじゃないですか。でも水族館にあった噴水は逆で、いろいろな場所から水が中央に向かっていくような形になっていて…」
樋口「私は素直に『あっ、噴水だ〜♪』と思って見ていたんですが、れなち(山崎)は『向きが違う!』と冷静に分析していた(笑)。一方で蘭世(寺田)と水槽の魚を見ていた時、私は『あっ、魚だ〜、すご〜い♪』と思いましたが、蘭世は『なんでこの形で生まれてきているんだろう…』と哲学的なことを言っていて(笑)」
山崎「3人で同じものを見ていても、気になるところが全く違うので、3倍楽しめました(笑)」
「誰にも言わずに髪をばっさり切りました」(山崎)

――ところで、山崎さんは名古屋でのプロモーションが始まる直前に髪の毛を30cm以上ばっさり切りましたが、どういった心境で?
山崎「成人式の次の日に切りました!20歳を迎えて成人式が終わって、2期生として加入した私の乃木坂46の活動ももうすぐ5周年。そんな新たに区切りをつけたいタイミングだったので、『今だ!』と思って。もちろん事前に偉い方には許可を取りましたが、それ以外は誰にも言わずに切りました」
――ファンの反応はいかがでしたか?
山崎「20年間ほとんどロングヘアでここまで髪の毛を短くしたことがなく、反応が怖かったですが、意外と好評でした(笑)。握手会で褒めてくださる方も多いです。ひなちま(樋口)と蘭世(寺田)には、切ってから最初に会った仕事現場で全然驚かれなくて(笑)。『馴染んでる』って言われて、ほっとしました」
「乃木坂46がもっと上がっていくための、その支えになれたら」(樋口)

――では、現在発売中のアルバム「僕だけの君~Under Super Best~」についてお聞きします。いわゆる“選抜メンバー”によるシングル表題曲ではなく、“アンダー”と呼ばれるメンバーが歌うカップリング曲だけを集めた今回のアルバム。みなさんにとって、この作品はどんな存在ですか?
寺田「乃木坂46の層の厚さを表現できたアルバムだと思います。カップリング曲だけを収録したアルバムなんてなかなか出せるものではないですし、メンバーとファンのみなさん、そしてスタッフさんたちの熱い思いが積み重なって出来上がった作品なので、本当にすごいことだなと感じますね。グループとしては、次のシングルで20枚目になるので、そういう節目も兼ねた大切な作品です」
山崎「“思い出を振り返る”という意味も込めて、アルバムという言葉にふさわしい作品になったと思います。収録されている楽曲は、アイドルらしい曲やライブで盛り上がる曲もありますが、一方でメッセージ性が強い楽曲も多くて。時々『アイドルはそんなに好きじゃないけど、乃木坂46の曲は好き』って言っていただけることがあるんですが、そういった曲の魅力はアンダー楽曲(カップリング曲)にもすごく反映されていると思います」
樋口「この作品は、アンダーメンバーだけではなく、乃木坂46全体にとって、新たなステップへ行くための足掛かりの1つになる存在だと思っています。このアルバムがよりたくさんの方に乃木坂46を知っていただけるきっかけになると思うし、このグループがさらなる高みへ上っていくための、その支えになったらいいなと思っています」
「センターだけを際立たせるより、メンバー全員が映るミュージックビデオが好き」(寺田)

――今回のアルバムの中で、一番思い入れのある曲は?
樋口「私は『シークレットグラフィティ』です。この曲はアンダーで初めてセンターを担当した曲で。乃木坂46の活動をしてきた中で、一番自分が変われたきっかけになった曲なので、すごく思い入れがありますね」
寺田「私もアンダーとしては初センターの曲で、『ブランコ』です。研究生のころからお世話になっていた監督さんが、私のことをよく見てくださっているんだなぁ、と感じられるMV(ミュージックビデオ)を撮ってくださったのがすごくうれしかったです。このMVは、全員がまんべんなく映っているし、メンバーそれぞれの名前のテロップが入っているシーンもあるので、初めて乃木坂46のMVを見る方にもオススメです!」
山崎「『風船は生きている』です。2017年4月に東京体育館で行われたアンダーメンバーだけのライブで、私はライブを引っ張っていかなければならない立場だったんですが、その時の大きな試練を一緒に乗り越えられた大切な曲です。歌詞は気持ちをさらけだすようなメッセージ性の強い内容ですが、曲調が明るいのでそんなに気負わずに聴けます。特に2番のサビの歌詞が好きです。私もそうなんですが、悩みを抱え込みやすい子って世の中に多いと思うんです。そういう子の気持ちを、ふと和らげてくれるような曲です」

――では最後に、東海エリアの方へ向けてメッセージをいただけますか?
山崎「名古屋には握手会やライブでかなり頻繁にお邪魔させていただいているので、ファンの方とお会いする機会も多いんですが、周辺のまだ行ったことのない地域にも足を運んでライブができたらいいなと思っています。アンダーライブはもちろん、乃木坂46全体としても。みなさん待っていてくださいね!」
――ファンのみなさんも心待ちにしていると思います。ありがとうございました!
※この日の模様は、2月20日(火)発売の「東海ウォーカー春号」“漁港めしドライブ特集”に掲載
前田智恵美
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