2018年版 桜の開花予想 第1回
東京ウォーカー(全国版)
毎週のように寒波が日本列島を覆い、そのたびに“今季最強クラス襲来”との見出しが躍る今冬。全国的に厳しい寒さが続き、暖かい春が待ち遠しいさ中、ウェザーマップから桜の開花予想が発表された。2018年の桜は、関東以西、近畿・中国地方にかけては平年並み、九州・四国、北海道では平年より早めの開花見込みだという。

理由としては、前述のとおり今冬は寒気が日本付近に流れ込みやすく寒い日が続いたため、桜の休眠打破が順調に進み、花芽の成長が早まっていると考えられる。そしてその影響は暖かい地域ほど強くなるから、とのこと。この先の気象予報は、2月の前半までは厳しい寒さが続いたものの、後半になると寒気の影響が弱まり、特に西日本で暖かい日が増えてくると予想。また、3月になると寒の戻りもあり、平年よりは寒い日が多くなる、とされている。
東・西日本は3月下旬、北日本は4月に開花見込み
寒冬による開花を早める効果と、2月前半までの記録的な低温により開花が遅れる効果が打ち消し合うため、関東から西の広い範囲で平年並みの3月下旬に一気に開花する、とウェザーマップでは予想。開花日をエリア別に細かく見ていくと、全国で最も早く開花するのが高知で3月20日(火)、次いで福岡が23日(金)、その後東京と名古屋が27日(火)、大阪が28日(水)と徐々に開花していく。2018年、桜の見頃は軒並み4月に入ってからとなりそうだ。

東京の見頃は4月2日(月)から9日(月)、満開になるのは4月3日(火)頃。

大阪は4月3日(火)から9日(月)、満開予想が4日(水)と、東京とほぼ変わらない見込み。

名古屋は東京と同じく4月2日(月)から9日(月)に見頃を迎え、4月3日(火)に満開となる見込み。

福岡の満開予想日は3月30日(金)、29日(木)~4月5日(木)が見頃となりそうだ。

新潟は4月16日(月)に満開の予想、そこから21日(土)までが見頃となっている。

仙台は新潟とほぼ同じく4月15日(日)から20日(金)が見頃、満開予想は16日(月)の見込み。

そして最も遅れて桜の便りが届く北海道、札幌の満開予想日は5月5日(土・祝)、同日~9日(水)が見頃となる。
これらはあくまで現段階での予想にすぎない。桜(ソメイヨシノ)の開花・満開は気温に大きく左右されるため、今後の天候・気温の変動を注意深く見守りたいところ。絶好のお花見時季を逃さないように、2018年の桜前線・開花状況をくまなくチェックしよう!
大塚直継
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