【福岡】創業以来、継ぎ足し続ける“芳醇豚骨”「拉麵 久留米 本田商店」

九州ウォーカー

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

久留米を代表する豚骨ラーメンの店「拉麵 久留米 本田商店」。創業以来、“継ぎ足し熟成”を続け、一度も釜を空にすることなく煮込み続けた芳醇豚骨が自慢だ。

ホンダラーメン1号「純味」(580円)。本田商店の基本の一杯


店主の本田眞一さんは、江戸時代、久留米問屋街の一角に、履物問屋として創業した「本田商店」の4代目。大手インテリアメーカーなどで勤務を経て、父のラーメン店開業をきっかけに、自身もラーメンの道に進むことを決めた。「伝統を守りながらも、よりお客様のニーズに応えていくのが、どの業種でも重要。肌で感じた経験をラーメン作りにも生かしたい」と本田さんは語る。

店主の本田眞一さん。寸胴を頻繁に混ぜながら豚骨を煮込んでいく。丁寧に骨の下処理をしているため臭みがない


“温故知新”を掲げるラーメンは、久留米発祥の継ぎ足し技法「呼び戻し」を用いる。火加減、水加減を微調整しながら煮込み続けた、濃厚でクリーミーな味わいが自慢だ。“久留米らしさ”を存分に感じられる定番の「純味」(580円)のほか、黒マー油&白マー油でアクセントを加えた洗練の「眞味」(700円)など、新旧の多彩なラーメンを作る。

【写真を見る】ホンダラーメン3号「眞味」(700円)。黒マー油、白マー油、唐辛子味噌を溶かしながら味の変化が楽しめる


同店は、麺そのものが旨い店としても有名。鳥越製粉小麦「麺うたまろ」を使い、店内で製麺する中細麺は、香り高く、“はねかえるような強いコシ”が特徴だ。


ラーメンダレを隠し味に香ばしく炒める、「久留米やきめし」(小400円、中500円、大600円)も人気が高い。

座敷もありファミリー客も多い。製麺の様子がガラス越しに見られる


「とんこつラーメン、久留米式ちゃんぽん」の看板が目印。駐車場も広く入りやすい


「とんこつラーメン、久留米式ちゃんぽん」の看板が目印。駐車場も広く入りやすい。

[拉麵 久留米 本田商店]福岡県久留米市南3-27-29 / 0942-55-4065 / 11:00~15:00、18:00~22:00

【九州ウォーカー編集部/取材・文=上村敏行、撮影=戸高慶一郎】

上村敏行

この記事の画像一覧(全6枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

花火特集

花火特集2025

全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

CHECK!全国の花火大会ランキング

CHECK!2025年全国で開催予定の花火大会

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る