【とびだせ!! ハマの一番星】vol.13嶺井博希選手
横浜ウォーカー

「すべてにレベルアップし、一軍に居続けることが目標」
昨年11試合の出場にとどまりながらも、巨人とのクライマックスシリーズ第3戦では、延長11回表に決勝タイムリーを放ち、春キャンプではラミレス監督から「キャンプMVPは嶺井」と絶賛されるなど、存在感を示す嶺井選手。戸柱選手のケガもあり、オープン戦は捕手の中で最多出場だ。
「今年は当たり前のことから細かなことまで、すべてにわたってレベルアップしていこうという気持ちで臨んでいます」
具体的にはどんなこと?
「キャッチングやスローイング、ブロッキング面においても、昨年に比べて上達しているという実感はあります。それ以外にも声がけや返球の間など、これまで意識してこなかった部分にも気を遣うようになりました」
ではリード面は?
「大きな課題ですね。コーチとは投手の力を最大限に引き出すことを話してます。投手とのコミュニケーションに関しては、これまでは要望を聞くことの方が多かったんですが、今年は自分の考えも伝えるようにしています」
嶺井選手のアピールポイントといえば、やはり勝負強い打撃。
「キャッチャーとして認められたいという気持ちはありますが、打撃でアピールできるなら、それをきっかけに守備にフィードバックできたらいいかなと」
昨年までスイッチヒッター登録だったが、今季から右打ちのみの登録となる。
「プロ入り後はほとんど右だったんですけどね。でもルール上はどちらでもいいそうなので、左打席に立つことがあるかもしれません(笑)」
嶺井選手に聞きました
Q. 自分の性格をひと言で言うと?
A.特に取り柄のない人間です(笑)。趣味もないし、休みの日も一日中、寝て過ごすことが多いです。
Q. 嫌いな食べ物は?
A.ゴーヤです。地元が沖縄なのでよく食卓に出たんですが、しれっと父親のお皿に移してました(笑)。
Q. 最近怒ったことは?
A.記憶にないのですが、自分のプレーに対して落ち込むことはあります。その時はドン底まで落ち込みます。
ただ今ハマってます!

「自己啓発系の読書にハマっています」
「特にどの一冊というのはないんですけれど、最近では書道家である武田双雲さんの本がおもしろかったです。どちらかといえばマイナス思考だった自分の意識が変わったというか、変えなきゃなって思うようになりましたね」
「怒ることがないのに、武田さんの本には怒ることも必要って書いてある。どうしたらいいんでしょう」
嶺井博希/捕手/#39/1991年沖縄県生まれ。沖縄尚学高から亜細亜大を経て、2013年ドラフト3位で入団。昨年は出場機会を減らしながらも、巨人とのCSで勝負強い打撃で存在感を示す。前号の本誌特集でチーム一優しい「ハマの仏さま」に認定。
(取材・文=小貫正貴、撮影=宮川朋久)
※「横浜ウォーカー」2017年5月号に掲載

横浜ウォーカー編集部
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