【とびだせ!! ハマの一番星】vol.19 乙坂智選手
横浜ウォーカー

「ファイティング・スピリッツは誰にも負けない!」
アイスホッケー選手だったアメリカ人の父を持つハーフ。整った顔立ちとモデルのようなスタイルでベイスターズのホームゲームを中継するAbemaTVの企画で、チームのイケメン1位に選出された乙坂選手。
「純粋にうれしいですけれど、そういう見方をされているとは思っていなかったので、ビックリしています。でもスタジアムに来てもらえるきっかけに少しでもなるならありがたいです」
生まれも育ちも生粋の横浜。野球は小学1年生の時に始めた。
「近所に野球チームがあったのと、兄がやっていたこともあって始めました。最初はセカンドを守っていたんですが、中学に上がるころには外野手になってました。
コンバートの理由を本人は「中学生の打球が早すぎて(笑)」と笑うが、打撃はもちろん足、肩の強さを見込まれたことは明白だ。
「やはり地元ですからベイスターズは子供のころから好きでした。当時、あこがれていた選手は金城(龍彦)さんや、石井(琢朗)さん。野球を始めた時から、やるならプロになりたいと思っていたので、ドラフトで指名された時は本当にうれしかった」
当時、両親はプロ入りに反対との報道もあったが。
「いえ、自分自身、気持ちが揺れていた部分があったんです。それを一番近くで見ていた親が、“(プロへの)覚悟ができないなら進学した方がいい”と。そのひと言で覚悟を決めることができたんです」
入団から6年。チームの変化を肌で感じてきた。
「年々、チームの勝利への執念が強くなっているのを感じます。それがスタッフや裏方さんたちからも感じられるんです。だから雰囲気もすごくいい。僕も含めた若い選手が、のびのびとプレーできる環境を作ってもらって感謝しています」
今年を振り返ると?
「今年は試合に出る機会が少なかったのですが、その中でも気づけたことがたくさんありました。試合に出続けている選手が、どのような言動や準備をしているのか。特に筒香(嘉智)さんには、野球以外でも人間関係やチームへの影響の与え方とか、自分では気づけないことをたくさん教えてもらっています」
最後にファンに一言。
「僕の持ち味はファイティング・スピリッツ。これだけは誰にも負けません。僕の全力プレーを、ぜひ見に来てください!」
乙坂選手に聞きました
Q.一人暮らしはいかがですか?
A.料理をするようになりました。先日は回鍋肉を作りました。買物もパッケージ裏の成分はチェックします。
Q.好きなタイプの女性は?
A.芯がある女性。僕が物言うタイプなので、ひるまずに自分の意見を言える人。年上でも年下でもOKです。
Q.最近買ってうれしかった物は?
A.コーヒーメーカーです。お気に入りはホノルルコーヒーのマカダミアナッツフレーバー。毎朝飲んでます。
ただ今ハマってます!

マンガの「キングダム」にハマってます
「中国の春秋戦国時代の群像劇で、秦の始皇帝が中国を統一するまでの話です。今、人のつながりが薄くなっていると言われますが、戦国時代の命をかけた状況下での人と人のつながりが描かれているので、考えさせられちゃいます」
「読んだきっかけは、テレビ番組の『アメトーク』。芸人さんが熱く語っていておもしろそうだなと」
乙坂 智/外野手/#33/1994年神奈川県生まれ。横浜高から2011年ドラフト5位で入団。高校3年の時に春夏連続で甲子園出場。キャプテンとしてチームを引っ張った。俊足と広角に打ち分ける打撃が持ち味。
(取材・文=小貫正貴、撮影=宮川朋久)
※「横浜ウォーカー」2017年11月号に掲載

横浜ウォーカー編集部
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