2万5000人来場！「IKEA新三郷」初日レポート

日本で5店舗目となるIKEA新三郷が11/19にオープンした。人が殺到しないよう、恒例となった平日オープンにも関わらず、訪れた人は2万4700人。電車で30分の位置にIKEA船橋があることから「初日の人出は（他店と比べて）少ないのでは」という観測もあったが、改めてIKEA人気の底力を見せ付けられた格好だ。

「みなさんIKEAに対する経験値がおありなのか、初日の混乱は少なかったです」（IKEA新三郷PR・見満さん）というように、10：00のオープンと同時にスタッフの拍手で迎えられた客は、走り出す人もなく2階のフロアへ上がっていった。

気になる限定品は以下の4つ。

　・ヨックモック テーブル＆チェア4脚　1万4900円→9900円（限定200）

　・スィンテース 食器18点セット　3900円→1200円（限定200、初日で完売！）

　・IKEA新三郷限定エコバッグ　690円→490円（限定数あり）

　・IKEA新三郷オープニング限定　マロンケーキ・カップ入り（195円、カップ付き！）

上の3つはいずれもその場で無料で登録できるIKEA FAMILYメンバー対象。さらにもう一つの注目アイテムは、全国のストアでこの日から発売になったクリスマスツリー（1990円）。ホンモノのモミの木を使い、返却すればIKEAが同額のクーポン券で買い取ってくれることで話題のツリーは、特にオープン直後の午前中は記者の感覚で8割の人が購入していたほどの人気ぷりだった。また、レストラン＆カフェも盛況で、これを目的に来た人もいる様子。確かに“IKEA経験値”が高い人も多かったようだ。

このIKEA新三郷、実は大規模に再開発中の「新三郷ららシティ」の先陣を切ってのオープン。来年には会員制の大型卸売店「コストコホールセール」（春開業予定）や、大規模商業施設の「ららぽーと新三郷（仮称）」（夏開業予定）が控えている。「来年それらがオープンした際には“ああ、IKEAがあるトコだよね”って言われるようにがんばります」（IKEA新三郷ストアマネジャー・泉川さん）との言葉通り、来年の“一大ショッピングタウン”の誕生へ向け、IKEA新三郷は上々のスタートを切ったと言える。さらに新三郷の駅から2つ行けば、日本最大級のショッピングセンター「イオンレイクタウン」があり、埼玉南東部のこのエリアは、しばらく話題の中心になりそうだ。【東京ウォーカー/末次】