「監督がありのままの私を選んでくれてうれしかった」堀北真希インタビュー

関西ウォーカー

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日本のアメリカンスクールを舞台に、4年間の記憶を失くしたナオミと彼女に思いを寄せる男の子3人の四角関係を描いた映画『誰かが私にキスをした』(公開中)。『カンバセーションズ』(05)のハンス・カノーザ監督の最新作にて、堀北真希はヒロインを演じた。

「価値観が大きく違ったら意思疎通は大変だったと思いますけど、監督とは価値観が近かったので、お芝居や恋愛とか思っていることを素直にお話ししました。 “ありのままの私”を見て役に選んでいただいたので、撮影に入るのが楽しみでしたね」

実際の撮影現場は海外スタッフが多い中「日本の撮影現場の雰囲気と大きな違いは感じなかった」という彼女。その一方で、劇中の約半分を占める英語のセリフに加え、ナオミを理解するのに苦しみ、不安を感じていたそう。

「短期間で3人の男の子に恋をするナオミの気持ちはなかなか理解しにくかったです。それに、監督は演技に対していろんな要求をされるので、ナオミの人物像がうまくまとめられないこともありました」

困惑ぎみの彼女の助けとなったのは、相手役ユウジを演じた松山ケンイチ。これまで映画やCMなどで共演を重ねてきただけに、信頼し合える関係だったとか。

「ユウジは心の病を抱えているので、ナオミとのシーンは複雑だったんです。でも、松山さんのことをすごく信頼していたので、台本には詳しい状況説明が書かれていないシーンでは、その行間を埋めるように、互いのお芝居について相談をしました」と彼女も語るように、2人がユウジの部屋でクリスマスを過ごすシーンはとても自然体。

「作品を観てホッとしました(笑)。“好き”という感情が実は複雑なものであることを感じられる映画だと思いますし、特に女の子はナオミにきっと共感していただけるはず。ちなみに私はベタベタするより、2週間くらいに1回、デートできるくらい恋がいいです(笑)」

そう語る彼女に不安の色はなく、役を演じきった自信に満ちていた。

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