ミスマッチ!? プロレスラー蝶野正洋が人形劇で声優に挑戦！

普段はドスの利いた声で相手を威嚇(いかく)するプロレスラーが、人形劇で声の出演―─。そんな、一見ミスマッチとも思える(？)組み合わせがテレビ神奈川で実現する。4月10日より放送を開始したエコ系人形劇「エコエコセバタン」だ。

「エコエコセバタン」では、人気レスラーの蝶野正洋が、主人公の不思議なぬいぐるみ「セバタン」の声を演じる。普段はおとなしいのに“非エコ”な行動に接すると恐い性格に豹変する「セバタン」と、優しいけれどちょっとずぼらな性格な「お兄さん」のやりとりで展開する人形劇だ。

レスラーと人形劇、レスラーとエコ…どちらもしっくり来ない組み合わせかと思いきや、小さなお子さんを持つ蝶野選手にとって、環境問題は放ってはおけない問題なんだそう。加えて、エコロジーへの考え方が日本よりも進んでいるヨーロッパ・ドイツ出身の奥さんと出会ったころから、エコの精神は身近にあったという。

実は蝶野選手、今夏横浜市内に引っ越しを予定しており、このグッドタイミングもオファーを快諾する一因となったとか。横浜に引っ越しを決めた理由として、一番に「アンパンマンミュージアムがあるから」と目を細めて話す姿は、リングで暴れるそれではなく、優しい父親の顔だ。

特撮映画などでの経験もあり、声優の仕事も楽しんで臨めたという蝶野選手。「モノを大事にする。壊れたら直す。身近に取り組めるエコは、本来なら生きていく上で当たり前のこと。モノの大切さなど、基本的なところから、親子で楽しみながら見てほしい」と意気込みを語った。

「エコエコセバタン」は、毎週土曜朝8:30からテレビ神奈川にて放映中。親子一緒にテレビの前でチェックして！【横浜ウォーカー】