中島らもの著書にも登場!“せんべろ”立ち飲み店「岡室酒店直売所」がほんとに千円で酔える
関西ウォーカー
JR京橋駅北口から東へ1分ほどにある通称“立ち呑みストリート”。10軒以上の飲食店が軒をつらねる中に、中島らもの名著「せんべろ探偵が行く」にも登場した「岡室酒店直売所」がある(せんべろとはわずか1000円でべろべろに酔えるという意味の酒場用語)。その名のとおり、同店は1000円でアテの2、3品と瓶ビールで酔えるお店だ。<※情報は関西フラリーマン専用Walker(2018年3月9日発売号)より>

混雑時には肩が触れ合いながら飲むような状況に。そこまでしてでも行く価値アリなほど、逸品がいっぱい。
千円札一枚で楽しめる京橋の至宝店

まず、マスターおすすめの「おでんの湯豆腐」(150円)や「じゃがいも唐揚げ」(250円)をはじめ、ほとんどのメニューが300円以下というその安さに驚かされる。もちろん、安いからといって味に手抜きはない。ダシの味わいがしっかりと生きた「おでん盛り合わせ」(300円)や一番人気の「新鮮お造り盛り合わせ」(500円)など、アテのレベルの高さにもびっくりだ。

冬場だけでなくオールシーズン人気のおでん。タケノコなど5種入ってこの価格は驚異。

注文が入ってから揚げる串揚げ&天ぷらは、外はカリッと中はジューシー。5種盛りでこの価格。

ホタテ、鯛、タコなど5種のお造りが盛られるお得なセット。注文マストアイテム。

分厚く切ったマグロがたったの300円。知人の鮮魚店から仕入れるからこそできる技。
酒屋の直売ならではの新鮮なビールも!
うれしいのは「酒屋がやってる店の特権」という製造間もないビールが飲めること。空冷と水冷を使い分け、絶妙なタイミングで客に出される。酒好きの気持ちを心底理解しているがゆえにできるサービスだ。客にとっては居心地のいいことこの上ない。千円札一枚で楽しめるこの店は、京橋の至宝と言いっても過言ではない!

壁に所狭しとはられているメニュー。

安さと居心地のよさから、つねに笑顔の酔客であふれる。混雑時は外のテーブルを利用。

「夏でも人気のウチのおでんのダシは、27年間継ぎ足しやから味が熟成してるで。隠し味はシイタケ。高級品のクジラのコロも安いから食べてみて!」と、オーナーの岡室和成さん。
編集部員のちょい飲みレポート
まずは「スーパードライ大瓶」(440円)を注文。定番の「マグロぶつ切り」(300円)と「串焼き盛り合わせ」(300円)。さらに「焼酎」(300円)を頼んで、1340円でベロベロ!おでん&天ぷらはほとんどが1品100円なので、それを組み合わせるのもおすすめですよ!
■岡室酒店直売所<住所:大阪市都島区東野田町3-2-13 電話:06-6358-6598 時間:9:00~22:30(LO) 休み:水曜 席数:スタンディング約30人 タバコ:喫煙可 交通:JR京橋駅より徒歩2分>【関西ウォーカー編集部】
編集部
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