春を祝う世界のチョコイベント！「ショコラ de イースター」を楽しもう

国内最大級のイースターイベント「はじめよう、ショコラ de イースター」2018が、3月28日(水)から4月1日(日)にかけて、東京・代官山ヒルサイドフォーラムにて開催。イベント会場では、“世界で最も甘い芸術”と呼ばれる、イースターをテーマにチョコレートを使って製作したイースターアートの展示を始め、ワークショップも行われる。

フランスでクリスマスに次ぐ年間第2位のチョコレートが消費されるというイースター。イースターとは、“春分後、最初の満月の後の次の日曜日”にキリストの復活を祝うとともに、春の訪れを喜び合うイベントのこと。今年は4月1日(日)がイースター当日となる。

生命の誕生・豊穣を意味するたまごがイースターの象徴とされており、欧米ではうさぎや鳥などをモチーフにした、たまご型のチョコレートが定番。家族や親しい人たちと贈り合い、皆で食べることを心待ちにする季節の行事として親しまれている。

フランスの老舗チョコレートブランド・ヴァローナが、同イベントを日本でも“日本らしく”楽しんでもらいたいと、2016年に開催し、今年で3回目を数えるのが“ショコラ de イースター”だ。

その中でもメインイベントに位置付けられる「はじめよう、ショコラ de イースター」2018では、国内唯一の「ショコラ de イースター展」に注目。国内を代表するトップパティシエ37人が“うれしい春”をテーマに作り上げた作品展には、同じたまごの型を使っているとは思えないほど、アイディアに富んだ個性豊かな作品が並んでいる。

参加するパティシエの一人、BEL AMER(ベルアメール)の小杉和之ショコラ ベルアメール エグゼクティブシェフは、「鳥とたまごは使いますが、今の季節ならではの桜をモチーフにして春らしさを考えて製作しました」と製作コンセプトを教えてくれた。

またワークショップは、たまご形のケースにチョコレートを詰めてステッカーなどで飾り付ける「イースター エッグデコレーション」、会場内に隠された全10問のクイズに答える「イースター エッグハント」、プロのマジシャンによる「イースター マジックショー」、日本伝統の風呂敷を使ってイースターエッグを包む「イースター ラッピング」、フラワーアレンジメントやハーバリウムをレッスンする「イースター フラワーアレンジ」が開かれる(一部有料・事前予約制)。

29日(木)の「イースター ラッピング」で講師を務める山田繊維株式会社の山田悦子さんは「日本人は“包む”という文化を非常に大切にしてきました。紙ではなく、布(風呂敷)で包むからこそできる包み方を一緒に体験していただきたいです」と抱負を語った。

そのほか、今年が初開催となる「イラストコンテスト」には100名を超える子供たちが応募、会場には選ばれた83作品がパネル展示される。

今後、クリスマスやハロウィンと並んで、定番イベントとして定着が期待されるイースター。入場無料の同イベントを訪れて、さっそく体験してみてはいかがだろうか？

安藤康之