綱島に大型複合施設が3月30日(金)グランドオープン!
横浜ウォーカー

東急東横線綱島駅から徒歩10分の広大な敷地を有するパナソニック事業所跡地に「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン(綱島SST)」が2018年3月30日(金)グランドオープンした。「この街が、未来をつくっていく。Innovating the Future Together」をコンセプトに、複合商業施設「アピタテラス横浜綱島」をはじめ、低炭素で災害に強いエネルギーを供給する「タウンエネルギーセンター」、燃料電池自動車への水素供給する「横浜綱島水素ステーション」、学生たちと企業の多様な交流が期待される「慶應義塾大学綱島SST国際学生寮」など12の企業・団体によって街づくりが進められた施設が立ち並ぶ。敷地内のセキュリティにも力を注いでおり、“まちの見守り100%”をテーマに100台を超える防犯カメラを設置したり、非常時には警備員がいち早く駆けつける“駆けつけ15分”のサービスを展開している。
地域の食・健康・コミュニティの中心を担う複合施設は最先端の技術が満載!

上質な食材と品揃えにこだわった食料品売場「アピタフードマーケット」を中心に、ファッション、ライフグッズ、グルメ、サービスなど生活に便利な60の専門店や病院、保育施設までそろった「アピタテラス横浜綱島」。ネットスーパーも実施予定で、注文した商品が店内のロッカーで受け取れる「街受ロッカー」や、外国人向けに用意された多言語翻訳機「対面ホンヤク」など今までにないサービスが充実。また「COMMUNITY PARK」では、体験型のイベントやワークショップ、セミナーなども開催され、地域の人たちのコミュニティの場としても活用される。館内は、空を見上げる感覚を得られるという、空間演出の「天窓照明」で、来客の心理的効果などの実証実験なども行われる予定だ。
災害に強い街づくりと環境に配慮した先進的なエネルギーを施設全体に供給

「綱島SST」の注目ポイントは、施設全体に供給する電気や熱が敷地内にある「タウンエネルギーセンター」で作られているということ。クリーンな都市ガスを用いて必要な場所で電気を作り、同時に発生する熱を冷房・暖房・給湯などに有効利用する「ガスコージェネレーションシステム」を採用、災害時の停電などにも電力が供給できる。ほかにも将来的な燃料電池自動車への水素供給を見据えた「横浜綱島水素ステーション」を敷地内に設置。ショールーム「スイソテラス」では、水素充填の模擬体験などができるほか、今まで一般的になじみのなかった水素エネルギーについて学ぶことができる。
学生たちと企業の交流から生まれる新たな発想で新ビジネスも展開する!?

このほか、学生163名が暮らす「慶應義塾大学綱島SST国際学生寮」では、2階に自炊用のダイニングが、9階には学生同士の交流がはかれるフリースペースなども配備されている。1階にはパナソニックがさまざまな技術実証やマーケティングを行う「イノベーションスタジオ」や、地域交流の場としてイベントなどが行われる予定の「エクスチェンジスタジオ」、学生たちと企業が共創する活動拠点「Tsunashima SST Lab」などを有した「タウンマネジメントセンター」があり、今後地域住民や企業との交流の場として期待が高まりそうだ。
最先端の技術を実験的に取り入れる、新たな街・綱島SST。これからの街づくりのモデルになるかもしれないので注目だ!
【取材・文/堀家かよ】
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