スーパー耐久の会場で見かけた美人レースクイーンたち in 鈴鹿サーキット

「ピレリ・スーパー耐久」の2018年シーズンが開幕！　グリッドやピットウォークの時間には、レースクイーンたちがマシンやドライバーの横で華をさかせていた。

スーパー耐久シリーズは、参加チームも多いことからレースクイーンも多数参加することで知られている。チームだけでなく「スーパー耐久シリーズ公式イメージガール」も務める「D'STATIONフレッシュエンジェルズ」は、人気レースクイーンユニットの一つ。

林 紗久羅、小越しほみ、霧島聖子、中村比菜、宮本りおの5名からなるこのユニットは、ステージで歌やダンスを披露するなど、レースクイーンの枠を超えアイドルのような活動も行っている。今年から加入した霧島聖子は「開幕までの約1ヶ月間必死に曲を覚えてダンスレッスンを頑張ってきたので、初めてステージに立った時はやっと皆さんにお見せできるんだと胸が熱くなりました！　その分うまくできるかな、フレエンの一員としてちゃんとしなきゃ！　と極度に緊張してしまい初回はかなりミスもしてしまったのですが、見に来てくださった沢山の方々から元気を貰って後半からは皆さんとめいっぱい楽しむことができました！　新生フレッシュエンジェルズの今後を楽しみにしていてください！」と笑顔で話をしてくれた。サーキットだけでなく、ライブハウス等でも活動する事があるので、気になる方はチェックしてみてはいかがだろうか。

スーパー耐久の名門チームENDLESSのレースクイーンユニット「ENDLESS LADY」も見逃せない。

2クラス9名の大所帯で白地にブルーという清潔感のある色使いのコスチュームは、男性だけでなく女性からも人気が高い。胸元には今年から変更されたロゴが胸元にはあしらわれ、ピットウォーク中はカメラの砲列が絶えることはなかった。

レースクイーン達はチーム関係者と共に一喜一憂する。例えばENDLESSは参加するST-Xクラスにて、一時はトップを快走するものの、トラブルや接触などがあり表彰台に上がることができず、チーム関係者と共に悔しそうに表彰台を見つめる姿は印象的。いっぽうST-4クラスでは、過去16戦で連続表彰台に上がっており、今回も2位を獲得。選手に笑顔で手を振っていた。

また最近は自らSNSを通じてチームの情報を発信することも多い。今シーズン、ST-TCRクラスにニューマシンを投入した「Modulo CIVIC TCR」のイメージガール「Modulo Pretty」を務める生田ちむもその一人。SNSやブログを活用しチームをPRするほか、ファンとの交流も行っており人気が高い。またモータースポーツが好きで、レース中は独りS字カーブでマシンを見つめていた姿が一般の人からTwitterにて報告されていた。

そんな生田さんに話を伺うと「サーキットに行くこと自体ハードルが高いと思われがちですが、私も1人で東京から鈴鹿サーキットに行けたので無理だと思わずみんなの住んでるところから行きやすい所を、調べてみることから始めて実際に見てほしいかなと思います。生で見るマシンの迫力やカッコ良さに夢中になる事間違いなしです！」と思いを語ってくれた。

彼女たちの姿を見て、サーキットに訪れた小さな女子の中には「将来レースクイーンになりたい」という子もいたりする。先日、F1のグリッドガールが女性蔑視とのことで廃止されることが話題になったが、彼女たちの一人に話を聞くと「軽視されているとか思ったこともないです。むしろプライドをもって、この仕事をしていますし、何よりモータースポーツが好きだからココでパラソルを広げることが嬉しいのです」と笑顔で語ってくれた。日本発祥ともいえるレースクイーン文化。ぜひ彼女たちの笑顔を会いにサーキットに訪れてみてはいかがだろうか。

栗原祥光