神秘の島でパワーチャージ!この夏“壱岐”で楽しむ5つのこと
九州ウォーカー
古くから海外交易の拠点とされてきた長崎県・壱岐は、日本最古の歴史書「古事記」に登場も登場する神秘の島。島の各地には、豊かな自然に敬意を表すように、150以上もの神社が建立されている。古代人の思いが息づくスポットを巡りながら、青い海で育まれた新鮮な魚介に舌鼓しよう。

引き潮の時だけ現れる参道を通って、運気上昇をお願い!

古代の交易船が往来した、内海湾(うちめわん)に浮かぶ「小島神社」。イザナミノミコトなどが祀られていて、参拝者のなかには恋が成就したという噂も。島へ渡る参道は、干潮時にだけ出現。干潮時以外は、参道手前の参拝所や海から眺める小島伝馬船、シーカヤックでお参りしよう。

[小島神社]長崎県壱岐市芦辺町諸吉二亦触1969 / 0920-47-3700(壱岐市観光連盟) / 終日開放
インスタ映え間違いなし!島を象徴する絶景の名所

断崖にせり出した高さ45mの大岩が、そっぽを向いたサルに見えると人気の「猿岩」。島を支える柱の一つという神話が伝わるパワースポットで、猿岩と壮大な玄界灘を前に深呼吸すると、まるで大自然のエネルギーが全身に駆け巡るようだ。駐車場に隣接するみやげ店「お猿のかご屋」では、地元のおふくろの味や民芸品を販売。

[猿岩]長崎県壱岐市郷ノ浦町新田触870-3 / 0920-47-3700(壱岐市観光連盟) / 終日開放
旬を迎える「紫ウニ」「赤ウニ」をたらふく食べよう!

壱岐では、島ならではの新鮮な魚介も名物の一つだ。「お食事処 みうらや」では、島内の漁協や海女さんから仕入れる魚介を使用。4〜10月には、ご飯に生ウニをのせた郷土料理「ぼっかけ丼」が登場する。4〜7月はあっさりとした紫ウニ、5月下旬〜10月は旨味の濃い赤ウニと、時期によって異なるウニを食べ比べてみるのもおすすめだ。

[お食事処 みうらや]長崎県壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦188-1 / 0920-47-6797 / 11:00〜21:00(売切れ次第閉店の場合あり) / 休み不定
弥生時代の「一支国(いきこく)」にタイムスリップ!

「魏志倭人伝」に登場する一支国の王都として、歴史的に重要な遺物が多数出土した「原の辻(はるのつじ)遺跡」。そのなかにある「原の辻一支国王都復元公園」では、当時の建物がリアルに再現されている。遺跡内にはほかに、古代歴史体験ができる施設「原の辻ガイダンス」があり、弥生時代を身近に感じられる。

[原の辻一支国王都復元公園]長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触1092-5 / 0920-45-2065(原の辻ガイダンス) / 8:45〜17:30(最終入館17:00) / 年末のみ休み
ラストは高台の温泉宿で、海を眺めながらほっこり

1000年以上も前から湧き続ける湯本温泉を、かけ流しで楽しめる「国民宿舎 壱岐島荘」。鉄や塩分、硫黄を多く含む湯は、婦人病や外傷に効果があるほか、湯冷めしにくいと評判だ。2食付きの宿泊プランをはじめ、立寄り湯や施設内のレストランでの食事もOK。

[国民宿舎 壱岐島荘]長崎県壱岐市勝本町立石西触101 / 0920-43-0124 / チェックイン16:00、チェックアウト10:00、立寄り湯9:00~19:30 / 休みなし / 立寄り湯432円、6~12歳324円、5歳以下無料
壱岐へのおすすめのアクセス方法
【東京から】羽田空港から長崎空港まで飛行機で約120分。長崎空港から壱岐空港まで約30分【関西から】伊丹空港、関西国際空港から長崎空港まで各約70分。長崎空港から壱岐空港まで約30分【福岡から】博多港から郷ノ浦港まで高速船で約70分、博多港から芦辺港まで約65分
ウニに代表される新鮮な海の幸や穏やかな海を望める温泉と、楽しみながら癒される壱岐の旅。大自然のパワーと歴史ロマンを感じながら、のんびりと島旅を楽しもう!
九州ウォーカー編集部
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