「孤独のグルメ」新章スタート!主演・松重 豊さんに聞いた“ひとりメシ”の極意
東京ウォーカー
さまざまな役を演じわけ、見る人を引きこむ、俳優の松重豊さん。代表作といえば、4月6日からSeason7がスタートしている「孤独のグルメ」(テレビ東京)だ。“見ているとお腹がすく”ドラマとして話題を呼び、世のおひとりさまの背中を後押し。さらには、ひとりメシの素晴らしさを世間に広めた傑作でもある。
そこで、ひとりメシやひとり遊びを特集した「おひとりさま専用Walker」編集担当の中村茉依が“おひとりさま道”をさらに極めるべく、井之頭五郎演じる松重さんにひとりメシの極意を教えてもらった!

ひとりメシは店の前を何度も往復すべし!
――「おひとりさま専用Walker」という雑誌が生まれたように、近年ひとりで食事をする“ひとりメシ”は主流になってきたように感じますが、松重さんはドラマに出演されてから、世の中の変化をどのように感じていますか?
松重「大前提として、『孤独のグルメ』のテーマって素晴らしいと思うんですよ。7~8年ぐらい前までは、ひとりメシをしたい人の存在があまり認知されていなかったですもん! でもこの番組の影響で、“食事のみのおひとりさまもOK”というお店が増えつつあるんじゃないかなぁと」
食事には、お店の魅力を誰かと共感しながら楽しむスタイルがある一方で、周囲に気を遣うことなく料理に集中して自分だけの世界に没頭する楽しみ方もあると話す松重さん。ひとりメシは後者にあたるが、松重さん自身も一人は好きだという。
――今でも、プライベートでひとりメシを実践しているのでしょうか?
松重「このドラマをはじめてからは、なかなかそうもいかなくなってしまいまして。というのも、作品の内容が内容ですから、僕が普通にひとりメシをしていると店員さんもお客さんも気になりますよね(笑)。なので、フラっとご飯を食べに行くことは激減しましたね」

――ちなみに、ひとりメシをしようにも、恥ずかしくてなかなか店に入れないという人は少なくないはず。そういったシャイなおひとりさまに、アドバイスはありますか?
松重「まずはお店まで行くことだね! そこから、店内が見えるかどうかが重要です。そこですぐに入ろうとせず、気を落ちつかせながら入口の前を何度も往復して、チラチラと中を覗くんです。僕もそうしています(笑)。そこで、おかみさんが立っていれば安心ですよ。空気を読む達人ですし、料理にもハズレがないおふくろの味ですから。あとは、意を決して入りましょう!きっと、おかみさんが温かく迎えてくれますよ」

一期一会で唯一無二の店ばかりが登場
松重さん流の“ひとりメシ作法”も教えてもらったところで…。松重さんが、最近気に入っているのはどんなグルメなのか。聞くと、答えは意外なことにスイーツ。パン屋さんやコンビニなどでも手軽に買える、とある焼き菓子にハマッているという。
――松重さんご自身は、ハマっているグルメなどありますか?
松重「もともと、小麦粉と卵と砂糖などで作られているカステラ、フィナンシェ、マドレーヌといったスイーツが好きなのですが、最近はレモンケーキがマイブーム。特に、どこのお店ものがいいということはないですね。どのレモンケーキでもおいしいです。食べる時間は15時ごろに、おやつとして楽しんでいます」
最後に、今シーズンも我々のお腹を満たしてくれるであろう「孤独のグルメSeason7」について、思いのたけを聞いてみた。

――Season7は何がテーマになっているのでしょうか?
松重「今回は、『世間にはあまり広く知られていない町での素晴らしいグルメとの出会い』がテーマなんです。なので、スタッフが事前リサーチとしてお店に足を運ぶ数も、これまで以上で、現地で実際に食べて、地道な下調べをしています。そんな努力の甲斐もあって、一期一会で唯一無二のお店ばかりが登場します。そこは期待していいと思いますよ」

新生活がスタートしたものの環境に慣れず、外食は“ひとりメシだ…”と考えている人は「孤独のグルメ Season7」でひとりメシの予習をして、ひとりメシデビューをしてみては? そして、すでにひとりメシ通の人は、井之頭五郎流のひとりメシのたしなみ方を参考に、ひとりメシのスキルをアップさせてみよう!

東京ウォーカー編集部
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