新社会人必見!ビジネスシーンでライバルに差をつける好印象ゲットの秘密とは?
東京ウォーカー(全国版)
不安と期待が入り混じる新社会人にとって、ビジネスの現場で自分が相手にどんな印象を与えているのかは気になるところ。今回行われた調査では好印象を与えるポイントが「肌」にあることが判明した。ビジネスシーンで好まれる「肌」とは一体?

近年、メンズ向けスキンケアアイテムのカテゴリーが拡大するなど、日本でも意識が年々高まっている男性の肌ケア。しかし、資生堂ジャパン株式会社(以下資生堂)によれば、日本人男性のスタイリング、洗顔使用率が60%から70%に対して、スキンケアの使用率は30%前後にとどまっているという。
資生堂では、2018年3月に男性ならではのひげそり後の肌あれ・ニキビ予防・UVケアに対応した「UVパーフェクションジェル(医薬部外品)」の発売を機に、20代から50代の男女合わせて1,100人にメンズスキンケアをテーマとした調査を実施。するとビジネスシーンにおいても肌が印象を大きく左右するという興味深い結果が得られた。
外見で女性が一番チェックするのは肌!

ビジネスシーンにおいて、男性の服装、髪型、体型、スタイル、肌のうち、どこをチェックするかという質問を行った。すると肌以外の項目では男女の違いは10ポイント前後であるのに対し、肌については男性が41.8%、女性は58.3%と16.5ポイント、実に1.4倍の結果となった。女性は男性以上にビジネスマンの肌をチェックしていることがわかった。
肌あれが最も好印象を左右する!

ビジネスシーンでの印象について、20代男性の肌コンディションを、肌あれ、肌色、シワ、色味、質感、明るさ、シミの各要素に区分し、何がどの程度重視されるのかを数値化した。結果は男女ともに「肌あれ」の有無をもっとも重視していた。つまり、相手に好印象を与える要素として「肌あれ」が大きく左右することがわかった。
シミや肌あれのないきれいな肌が最も好印象を与える!


「信頼感があると思う肌」「仕事がデキそうと思う肌」など、ビジネスシーンにおいてどのような肌が好印象を受けるかについて調べたところ、全年代の男女でシミや肌あれのないツヤ肌に好印象を受ける傾向が見られた。肌あれのなかでもとくにニキビ肌は好感度に大きく影響する結果となっており、シミや肌あれのないツヤ肌が20代男性のビジネスシーンにおいて、好印象を持たれる重要な要素であると判明した。
これらの調査結果について、明治学院大学心理学部教授 田中知恵博士(社会学)は、「ビジネスシーンにおいて、髪型や服装などは女性と男性の直接比較は一般的に難しいのに対して“肌”は相対的に比較がしやすい。そのため自身の肌に自己知識を持つ女性が、特に男性の肌を気にしている可能性がある」と指摘している。
また、資生堂 アドバンストリサーチセンターの池田華子氏と資生堂 化粧情報開発センターの小泉高陽氏は、肌あれ要素がビジネスシーンでの印象を左右する理由について、「“ニキビ”は中高生のような若い印象を与えてしまうのでは?」と分析
さらに、紫外線に加え、皮脂の酸化やカミソリ負けなど男性特有の生活習慣によって、男性の肌は肌あれしやすい状況にあるそうだ。これらをケアするには、メラニン生成を抑えたり、かみそり負け防止効果のあるスキンケアグッズが有効だという。
男性ビジネスマンのスキンケアに特化した肌マネジメントセミナー
肌コンディションがビジネスシーンにおいても重要であるという結果を受けて、資生堂「uno」ではこれまで行っていた身だしなみに関するセミナーサービスに加え、肌マネジメント(日頃のスキンケア)の重要性を周知する新たなサービスを2018年4月から開始する。それが男性の正しいスキンケア方法や重要性の理解の促進を目的にした、男性のスキンケアに特化した企業向けセミナー「肌マネジメント研修(ビューティ講座)」だ。
研修では、肌印象調査結果や肌印象の重要性を解説し、スキンケアについて座学と実践を交えたレクチャーが行われる。調査結果から得られたスキンケアに対する正しい理解を深めていくことが狙い。第1弾として株式会社サイバーエージェントの新入社員向けに研修を実施し、5月にも同様の研修を他社にて行う予定だ。

相手に与える印象が業績を左右する営業やサービス業に従事するビジネスマンにとってまさに最適のコンテンツといえるが、資生堂ではそれにとどまらない展開を描いている。
セミナー担当者は、「スキンケアを競争に負けない一つの武器として取り入れていただければと思います。この肌マネジメントセミナーを通じて、日本のメンズがさらに自信を持ち、ビジネスシーンで活躍されることに貢献したい」と研修に向けた意気込みを語っている。
今まで知られていなかった肌と第一印象の意外な関係性。今後は“肌マネジメントもぬかりなく”がデキるビジネスマンの新常識となりそうだ。
安藤康之
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