八百屋&カフェ「鈴木農園 大雄山駅前店」がオープン。新鮮な旬の味を食べて、飲んで、買って帰ろう!

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大雄山駅から歩いて3分と近く、駐車場も完備しているので立ち寄りやすい


農業の新形態、八百屋&カフェの“グローサラント”として誕生


2018年4月7日、箱根登山鉄道大雄山駅の近くに「鈴木農園 大雄山駅前店」がオープン、農産物の生産、流通、加工、小売りまで手掛ける農業生産法人「鈴木農園グループ」が、その創業の地に初の“グローサラント”として誕生させた直営店だ。

“グローサラント”とは、スーパーマーケットを意味する“グローサリー”と“レストラン”を合わせた造語で、新鮮な野菜、果物、さらには農産物加工品を販売する小売スペースと飲食スペースが店内に設けられている。

店内に入ってすぐの小売スペースには、旬の野菜はもちろん、梅干しや漬物、弁当やサンドイッチ、サラダなどのデリメニュー、生花などが並ぶ


なぜこのような“グローサラント”という形態で直営店をオープンさせたのか、鈴木農園の代表取締役・鈴木栄一さんに聞いたところ、農産物の生産者として「新鮮な食材を使った料理なら、よりおいしいものを提供できる」という判断からだという。

農産物の販売において、特売スーパーやディスカウント店と同じことをやっても意味がない。けれど、鈴木農園には地元・足柄はもちろん、湘南、青森、長野、和歌山、大分、そしてなんと韓国にもネットワークがあり、全国の生産農家との信頼関係がある。そのため、輸送のコストカットができ、販売価格を下げることができるのだという。

「この大雄山駅前店を1号店として、今後、神奈川、東京に積極的に“グローサラント”を展開していきます」と語る鈴木農園の代表取締役・鈴木栄一さん


【写真を見る】ひと口にプチトマトといっても、大きさや種類が豊富。これぞ生産者ならではの強み


また、一般的な小売では規格外とされてしまう傷のあるもの、大きさが基準を満たさないものも、「お福分け」コーナーを設けて販売。多少の難があっても、味そのものは普通に売られているものと遜色はない。しかも、独自の流通ルートを使うので、鮮度は抜群。オープン初日から多くの買い物客がそれらを目当てに訪れていた。

飲食スペースでは購入したデリや惣菜を楽しめるだけでなく、店内で販売する野菜を使ったメニューも味わえる


そして飲食スペースは、ただメニューを提供するだけでなく、小売スペースで購入したサラダや弁当、サンドイッチなどをその場で楽しむこともできることが特徴。新鮮な野菜、果物をふんだんに利用したメニューとしては「やまと豚のポークジンジャー」(850円。ライス、サラダ、スープ付き)といったランチにぴったりなメニューから、「ホットドッグ」(400円。フリーデンソーセージと自家製ケチャップ)といった軽食、「自家製ブルーベリーソースのワッフル」(400円。季節のフルーツ添え)のようなスイーツまでそろう。

また、17時以降はバータイムがスタート。その名も「八百屋さんのサワー(湘南ゴールド)」(380円)など、旬のフルーツを使ったアルコールドリンクが登場するので、この時間帯を狙って訪れるのも楽しみだ。※価格はすべて税別。

地元農園が手がける、新たな“食”の発信の場所で、旬の食材や料理を味わい尽くそう!

取材・文/夏井坂聡子

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