タレやスープの“とびはね”を気にせず食べたい! 東北地方のとびはねグルメ6選

東京ウォーカー(全国版)

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「今日のゴハンは思う存分お腹いっぱい食べたい!」なんて時、ちょっと気になっちゃうのが、タレやスープが服に“とびはね”る可能性。

カレーや麺類、鍋やハンバーガーなど、“とびはね”が気になっちゃうけど、どうしても食べたい!ガツガツ食べた~い!そんな魅惑のグルメを指す、新ジャンル“とびはねグルメ”。今回は東北地方の“とびはねグルメ”をご紹介。あなたの食べたい“とびはねグルメ”はどれ?

【宮城】こだわり麺と麻婆が絡むご当地焼きそば


甘めの味わいで老若男女、幅広い層から支持されている「仙台マーボー焼きそば」(820円)


人気中華料理店「まんみ」(仙台市)の「仙台マーボー焼きそば」(820円)。

「まんみ」が40年以上出している麻婆焼きそばを地元の味として発信すべく、2013年から仙台マーボー焼きそばと名称を変えて提供をスタート。今では仙台市内の50店舗以上で楽しめる定番メニューとなった。焼いた麺か揚げ麺のいずれか使うのが決まりの一つで、具材は店舗によりさまざま。まんみでは豆腐と挽き肉、ネギを使用。麺はせいろで蒸して乾燥させ、湯で戻してから焼くことで、外はパリパリ、中はモチモチの食感になっており、麻婆と絡みやすいように仕上げられている。麻婆がはねやすいので、気になる場合は麺を別皿に取ってゆっくりすすろう。

【青森】“朝ラー”としても親しまれる津軽ラーメン


プリッとした食感が楽しめる自家製の縮れ麺は、澄んだ上品なスープとの絡みも抜群。「ラーメン(大)」(550円)


JR青森駅から程近くにあるラーメン店「くどうラーメン」(青森市)の「ラーメン(大)」(550円)。

1948年にそば店として創業したが、ラーメンが人気となり、現在の3代目店主がラーメン専門店にリニューアル。特産のイワシ焼干しをベースにした魚介系スープに、豚骨と青森シャモロックのガラを煮込んだ動物系スープのWスープは、付近の市場関係者や出勤前の人たちが“朝ラー”といって朝に食べるほど、あっさりとした淡麗な味わい。スープがとんでも気づかないほど夢中になってすすってしまいそうな、懐かしくも味わい深い一杯だ。

【岩手】麺・スープ・キムチ、すべてにこだわる盛岡冷麺


夏にはスイカ、冬にはナシという、トッピングのフルーツもいい箸休めに。「盛岡冷麺」(885円)


「ぴょんぴょん舎 稲荷町本店」(盛岡市)の「盛岡冷麺」(885円)は、独特の食感が味わえる自家製麺が特徴。

1986年に盛岡市で開催された「ニッポンめんサミット」で、一躍全国的に有名になった盛岡冷麺。当時の出店名は「ぴょんぴょん舎」の前身である「ぴょんぴょん亭」。自家製麺は小麦粉と馬鈴薯デンプンを配合し練り上げることで、コシの強い麺が生まれる。牛骨ベースの旨味が凝縮されたスープに、ぴょんぴょん舎自家製のキャベツと大根の冷麺専用キムチを少しずつ混ぜ、白い洋服着用の場合は特に気をつけながら、じっくりと麺・スープ・キムチ三味一体のおいしさを味わいたい。

【秋田】季節ごとで味わいを変えるハタハタを堪能


寒い時季は、卵(ぶりこ)の歯応え、暖かい時季は淡白な白身と、季節によって味を変えるのも魅力。「ハタハタしょっつる鍋」(1400円)


秋田人が愛してやまない郷土の魚・ハタハタのおいしさを存分に味わえる「秋田料理 ちゃわん屋」(秋田市)の「ハタハタしょっつる鍋」(1400円)。

しょっつるとも呼ばれ親しまれるこの鍋。味付けは、塩漬けのハタハタを1年以上発酵・熟成させた調味料のしょっつるのみ。濃厚ながら上品なハタハタの旨味と、カドがとれた塩味がスープのコクを生み出している。野菜にも、その旨味が存分に染み込み、鍋の中でグツグツと煮えたハタハタはホロリと柔らか。具材はもちろん旨味満点のスープまで、あますことなく味わい尽くそう。

【山形】山形名物、元祖冷やしラーメン


ラーメンの消費量日本一と言われる山形のご当地グルメ・冷やしラーメンの元祖。「冷しらーめん」(810円)


山形のご当地グルメ・冷やしラーメンを編み出した「栄屋本店」(山形市)の「冷しらーめん」(810円)。

一見すると普通のラーメンのようだが、湯気が立つ代わりに氷が浮いている。1951年、常連客の「冷たいラーメンが食べてみたい」という言葉にヒントを得て、1年がかりで考案した。おいしさの決め手は、冷たくても脂が固まらないクリアなスープ。牛のエキスとカツオ節、昆布でとったスープはあっさりとしていながらもコクがある。中太のストレート麺もスルスルと喉越しがいい。あまりの喉越しのよさに麺を勢いよくすすりたくなるが、勢い余ってスープをとばさないようにしよう。

【福島】1時間で完売も!福島名物・円盤餃子


1皿30個、ひと口サイズで箸が止まらない!「円盤餃子」(1620円・30個)


早い時には開店から1時間で完売するといわれる人気店「満腹」(福島市)の「円盤餃子」(1620円・30個)。

焼き色こんがり、円盤状に並んだ姿も食欲をそそる福島名物の円盤餃子。「満腹」では「餃子は皮を食べるもの」という初代の教えを守り、皮は2種類の粉をブレンドした手練りで2日間熟成し、手のしで薄く仕上げている。肉の旨味を吸い込んだ白菜たっぷりの餃子は、焼き目がついた側はカリッと、反対側はモチッとした食感が楽しめる。千葉産の酢と喜多方産の醤油をブレンドしたタレに、評判の自家製ラー油やニンニクを好みでプラスするのがオススメだが、こちらも美味ゆえつけすぎて垂らさないように。

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