「金のオノ?銀のオノ?」女神様がまさかのVAR判定を導入!ここでそれ使う!?「判定厳しいなぁ」と童話パロディが話題【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
童話「金のオノ」に、もし現代の最新機器が導入されていたら——。泉の女神によるまさかの判定がじわじわ笑える4コマ漫画が話題を呼んだ。SNSで「4コマ漫画1000本ノック」を掲げ、毎日4コマ漫画を投稿している津夏なつな
(@tunatu727)
さん。当時の時事ネタをすばやく取り入れた作品を紹介する。
「落としてないよ」がまさかのVAR判定へ!?
「命運を分ける1ミリ」は、誰もが知る寓話「金の斧」をベースにした4コマ漫画だ。泉の女神が現れ、「あなたが落としたのは金のオノ?銀のオノ?」と木こりに問いかける、おなじみの場面から始まる。
ところが、木こりの手元にはしっかり斧がある。本人も「落としてないよ」と困惑するが、女神は「あなたは嘘つきです!」と激怒。なぜか斧を没収され、木こりは説明を求められることになる。
ここで登場するのが、まさかのVARである。女神は「VARを見てみましょう」と映像を確認。すると、肉眼ではほとんどわからないほど斧が泉側にかかっていることが判明し、「入ってるねこれは…」とひと言。どう考えても厳しすぎる判定だが、女神はいたって真剣なのである。
サッカーW杯から生まれた瞬発力あるネタ
この津夏さんがこのネタを思いついたきっかけには、2022年のサッカーW杯。日本代表の逆転ゴールにつながった三笘薫選手のプレーを見て、とても感動したことが大きかったという。
さらに、海外であのVARの場面を題材にしたネタ画像が次々と作られているのを見て、「自分も乗り遅れないようにしなければ」という思いもあったそうだ。サッカーを見ていなかった人にも、この出来事をきっかけに感動を少しでも共有できればという思いから、今回の4コマが生まれた。
この作品には2700件を超える「いいね」が寄せられ、「判定厳しいなぁ」「ニュースで見たやつ」「すげーっ時事ネタ」など、読者からもさまざまな反響が集まった。有名な童話に、そのとき話題になっていたVAR判定を組み合わせる発想が、なんともSNS向きの一作である。
毎日1本、1000本を目指す4コマ漫画
「命運を分ける1ミリ」は、津夏さんが毎日1本ずつ4コマ漫画を発表する「4コマ1000本ノック」の473本目にあたる。2021年に始めた挑戦は、500本という大きな節目も目前に迫っていた。
津夏さんは、これまで反響のよかった作品を過去のものにできるくらい、さらにおもしろい作品を追求していきたいと考えているという。これまであまり描いてこなかった新しい分野にも挑戦したいと意気込み、「今後とも、たまにでいいので読んで貰えると嬉しいです」と読者へメッセージを寄せていた。
童話の名場面に、当時話題となったVARを投入するという大胆な発想。木こり本人も「落としてない」と言っているのに、1ミリの攻防で判定を覆されてしまう理不尽さ。なんともシュールな笑いを誘う作品となっている。
■取材協力:津夏なつな(@tunatu727)
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