5/16(水)から始まる舞台「NoBody,NoParty」に出演! 那海さんにインタビュー
東京ウォーカー(全国版)

東京AZARASHI団の舞台「モンステラ」「オカダスファミリーの一族」(共に17年)、沢田研二さん主演の「音楽劇『お嬢さんお手上げだ・明治編』」(15年)、「音楽劇『大悪名』」(17年)などに出演し、その個性を発揮している女優・那海さん。5/16(水)から東京・シアターサンモールで上演される舞台「NoBody,NoParty」への出演も決定したということで、この作品にかける意気込みなどを聞かせてもらった。
――来月上演される舞台「NoBody,NoParty」はどういう作品ですか?
「東京AZARASHI団の作品で、二幕劇になっています。『あるお屋敷で連続殺人事件が発生する』という内容の舞台を上演する劇団の物語で、舞台で行われているお芝居の中でいろんなハプニングが起こってしまい、それをどう乗り越えられるか?というのを見せていく作品です。二幕劇になっていて、前半の一幕が楽屋でのシーン、後半の二幕がお芝居が行われている表舞台のシーンです。
――作品の中に架空の劇団があってお芝居をする、という二重構造の作品なんですね。
「はい。実は、作・演出を担当されている穴吹一朗さんが以前にやっていた「演劇集団アーバンフォレスト」が上演した作品で、今回東京AZARASHI団で再演をすることになりました。再演ではありますが、キャストの人数もかなり増えていますし、かなりアレンジされています。東京アザラシ団のお芝居は“笑って、笑って、笑って、泣いて”という作品が多いんですが、『NoBody.Noparty』は最初から最後まで笑いに徹しています。
――東京AZARASHI団の中でも異色な作品という感じでしょうか。
「はい」
―那海さんはどういう役を演じるのですか?
「たぶん、女優の役を」
―たぶん、ですか?(笑)
「実は、私だけじゃなくて、ほかのキャストのほとんどの方もそうなんですが、役が確定していません(笑)。二幕には7人の人物が登場しますが、女性は“女優役”と“秘書役”の2名だけ。そのどちらかを演じる予定です。劇団の中で恋愛沙汰があって、その女性二人がバトルを繰り広げたりするので、どちらの役になってもバトルに巻き込まれることは決定しています(笑)。どちらに決まってもいいように、台本を全部思える勢いで頑張っています」

――今、話している声を聞いていてもよく通りますが、普段から発声練習などを行ったりしているのですか?
「はい。ボイストレーニングに通っていて、家でもそこで習った呼吸法などを練習しています。それと、今、別のお芝居(舞台「熱海殺人事件」)の公演期間中なので、本番モードになっているので声が大きいんだと思います」
――舞台に出演するだけじゃなく、見に行ったりすることも?
「舞台がすごく好きで、週に4〜5本見に行きます。勉強になりますね」
――これまでにもいろんな役をされていますが、どういう役者になりたいと思っていますか?
「『こういうジャンルが得意です』と決めるのではなくて、いろんな役を演じられる女優になりたいと思っています。これまでに演じたことがないのは、病弱な女の子」
――お会いして話を聞いていても、すごくポジティブで元気なのが伝わってきますから、病弱な子を演じている姿がなかなか想像できません(笑)。
「はい、そうですよね(笑)。でも、そういう挑戦もやりがいがありそうだなって思います」
――では最後に、改めて読者に向けて「NoBody,NoParty」の見どころなどお願いします。
「はい。東京AZARASHI団の作品は演劇をあまり見たことがない人でも入りやすいお芝居が多いので、『面白そうだなぁ。ちょっと見に行こうかな』というくらいの軽い気持ちで来ていただければと思っています。舞台で起こり得るアクシデントやハプニング。それをどう切り抜けていくのかという作品なので、お芝居や演劇自体の楽しさも感じてもらえると思います」

■東京AZARASHI団 #13「NoBody,NoParty」
公演期間:5/16(水)〜20(日)
会場:シアターサンモール
予約用電話:0120・240・540(平日10:00〜18:00)
取材・文/田中隆信
週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一
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