『ワンダンス』実写化の本気度。キャラクター1人ひとりに専属ダンス監修、書き下ろし20曲超、原作者・珈琲が初号試写で絶賛
東京ウォーカー(全国版)
単行本累計発行部数110万部を突破した珈琲の人気漫画『ワンダンス』(講談社「月刊アフタヌーン」連載)の実写映画が、2026年11月27日(金)より全国公開される。主演は、映画初出演にして初主演となる&TEAM(エンティーム)のJOさん。公開に先立ち解禁された情報と、原作者・珈琲が初号試写後に寄せたコメントから、実写化の全容をまとめる。
吃音症の高校生がダンスに出合い、自分だけの表現を見つけるまで
まずは物語の概要から押さえておきたい。主人公は、吃音症が原因で目立つことが苦手で、自分の気持ちを抑えて周りに合わせて生活している小谷花木(こたに かぼく)、通称カボ。そんな彼がバイト先で深夜、人目を気にせずダンスに没頭する湾田光莉(わんだ ひかり)、通称ワンダに出会う。その姿に衝撃を受けたカボは、心をかき立てられるままにダンスの世界に飛び込んでいく。憧れ、嫉妬、迷いを繰り返しながら、誰にも真似できない自分だけのダンスを目指すカボたちの挑戦が始まる。
JO(&TEAM)映画初主演、池端杏慈、山口綺羅、RAN、TSUKKI、髙松アロハが集結
カボ役は、本作が映画初出演にして初主演となるJOさん(&TEAM)。原作を読み進めるなかで「カボと自分の共通点が多い」と感じたと言い、ダンスのスタイルを深く研究し、撮影に臨んだ。ワンダ役はオーディションで選ばれた池端杏慈さん。監督を務めた草場さんは、池端さんを選んだ理由について、ダンスの課題曲に対して音のイメージだけでなく歌詞の想いをひもとき、楽曲の本質を自分なりに咀嚼したうえで挑んできた姿勢を挙げている。
カボが飛び込むダンスチームTEAM ONを率いる宮尾恩役は、高いダンススキルと透明感のある歌声で人気を博すガールズグループ・Girls²の山口綺羅さん。カボの才能を見抜く先輩・厳島伊折役はRANさん(MAZZEL)。5歳から続けてきたダンススキルを発揮する。
ブレイキンのパワームーブで最強のライバルとなる壁谷楽(通称:カベ)役には、現役Dリーガーで映画初出演のTSUKKIさん。コンテストでカボたちの前に立ちはだかる実力派チームのリーダー・巧宇千(通称:ウセン)役を髙松アロハさん(超特急)が演じる。
カリスマカンタロー総監修のもと、第一線のダンサー5人がキャストに伴走
キャストは撮影前から数カ月にわたってダンスの猛特訓を重ねたという。本作ではDリーグ創設者カリスマカンタローさんの総監修に加え、キャラクター1人ひとりに専属の監修ダンサーが付く体制が取られている。監修を務めたのは、カボが三浦琉那さん、ワンダがKANUさん、恩がakihic☆彡さん、伊折がKEINさん、ウセンがSEIYAさん。いずれも第一線で活躍するダンサーだ。
なかでも変化が大きかったのが池端さんだという。カリスマカンタローさんは、池端さんのストリートダンス経験が「ほぼないに等しかった」と明かしたうえで、練習期間で大化けしたと語り「最後のバトルは、ほんとびっくりしました」と振り返る。一方、ダンス経験者RANさんの得意ジャンルはPOPで、伊折が原作で踊るハウスは専門外。それでもカリスマカンタローさんいわく「勘所がよくて」、2回目のレッスンでセッション中心に切り替えられるほどの飲み込みの速さを見せたという。
主題歌&TEAM『For us』と、ダンスシーンのために生まれた20曲超のオリジナル楽曲
ダンス映画において、踊り手の身体を動かすビートは振り付けやカメラワークと同じくらい重要だ。本作では既存のヒット曲に頼らず、シーンに合わせて多数の楽曲を書き下ろすアプローチが取られた。
劇中音楽を担当するのは、渋谷発のレーベルorigami PRODUCTIONSと、草場監督の前作『雪子 a.k.a.』でも音楽を手がけたGuruConnect。本作のためのオリジナル楽曲だけで20曲を超え、劇伴に加えてダンスコンテストやバトルの楽曲としても使用される。
主題歌は&TEAMの『For us』。&TEAMにとって初の映画主題歌で、2026年8月1日からデジタル配信中。JOさんはレコーディング時の心境を「歌詞が主人公の生きざまそのものだったので、演技をしているときのように、気持ちを込めて歌うことができました」と明かしている。
原作者・珈琲が初号試写を絶賛「完全にカボでした」
8月初旬の初号試写を鑑賞した原作者の珈琲は、Xで「めちゃくちゃよかった」と作品を絶賛。最初に挙げたのは音楽で、ショーでもバトルでも使えそうな音ハメしたくなる曲が山盛りだったと評価した。
とりわけ熱量が高かったのが主演JOさんへの言及だ。珈琲は自身が元吃音だと明かしたうえで、心配になるほど吃音の演技が上手く、目線や挙動の演技もすごかったとし、「完全にカボでした」「応援したくなる」と綴った。
絶賛はキャスト全員に及んだが、なかでも珈琲が「個人的に一番好きなダンス」に挙げたのが髙松さんだ。原作のウセンは、高いスキルを出さずコミカルな動きで観客を味方につけるバトルスタンスを取るキャラクターだが、珈琲はそれを「超高次元でやっていた」とし、「どこかでTSUKKI vs 髙松アロハが観たい」と、作中の対決を飛び越えたリクエストまで飛び出した。投稿は『なんせよかったのでぜひ観てください』と締めくくられた。
原作者が太鼓判を押したキャスト・音楽・ダンスの全容を、スクリーンで確かめたい。映画『ワンダンス』は2026年11月27日(金)より全国公開される。
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